いつの間にか体重が増えている・・・
ちょっとした生活習慣の乱れが知らない間にアナタのカラダに脂肪を蓄えているかもしれません。
心機一転、ダイエットを決心!
そんなことをする前に、日常の何気ない習慣に1つアクセントを加えてダイエット効果を目指しましょう。
その方が楽ですよ。
今回のちょっとしたダイエットテーマは、『朝起きたら白湯を飲もう』です。
寝起きは体温が低い
人間のカラダは1日のうちで体温が変化していきます。
そのうち、夜寝て朝起きるまでの睡眠中は最も体温が低くなるとされています。
昼間は仕事や勉強など様々な活動を行うことでエネルギーを消費します。
エネルギーを消費するということは、体温は高くなるということ。
対して、睡眠中は体が活動していない当然エネルギー消費も低くなります。
この時は体温が低い状態です。
言い直すと、体温が低い状態ではエネルギー消費が低いということになるのです。
体温アップで活動的に
体温が低い=エネルギー消費が低い
これをダイエットの観点から見えると、痩せにくい状態に陥っているということになります。
人間が活動する際のエネルギー源は、摂取した栄養や蓄積された体脂肪、つまりカロリーです。
ダイエットの基本は、消費カロリー > 摂取カロリー
消費カロリーが摂取カロリーを上回れば、不足したカロリーは体脂肪から補われます。
この体脂肪が使われて減るという状態がダイエットなのです。
体温が高い状態になれば、消費カロリーが多くなり体脂肪が燃えやすくなります。
寝起きの朝、体温が低い状態から高い状態に上げるということはダイエット的にも重要となるのです。
素早く体温がアップ出来れば、1日のうちで消費カロリーが高い時間が多くなるからです。
白湯で体温アップ
最もお手軽に体温をアップさせる方法は、朝起きたら白湯を飲むことです。
白湯、つまり水を沸かしただけのお湯です。
白湯を飲むことでカラダの内側から暖めて体温をアップさせようというわけですね。
体温がアップすれば、自然とカラダは活動的になっていきます。
白湯の美容効果
白湯を飲むことで体温がアップすれば、カラダは活動的になります。
ダイエット効果とは代謝がアップすることを指しますが、白湯による効果はそれだけではありません。
血液循環が良くなり、美容的な効果も期待できます。
- デトックス効果
- 冷え性・むくみの改善
- 食欲を抑える
- 便秘の改善
- ホルモン分泌の正常化
東洋医学には白湯を飲んで血行や内臓の働きを良くすることが大切な習慣であるという考え方があります。
人気モデルや女優が白湯を習慣づけていることで話題になったこともありますが、ちゃんとした根拠があって彼女たちは実践していたのです。
効果的な白湯の作り方
水を沸かせば白湯にはなりますが、美容の側面から最適な白湯の作り方があります。
適温
沸騰した白湯では、やけどをしてしまいます。
大体40度~50度が適温とされています。
作り方
水道水には塩素などが含まれているため、沸騰させた後にふたを開けて除去しましょう。
- 水を5時間~一晩ほど冷蔵庫で寝かせる
- やかんに水を入れる
- 沸騰させる
- やかんのふたを開ける
- そのまま15分加熱
- 適温まで冷ます
飲み方
白湯は、一気に飲まず、すするように時間をかけて飲みましょう。
朝起きて、30分くらいかけてゆっくり白湯を飲めば多少の空腹感も満たされ、リラックス効果も得られます。
その方が普通に飲むよりも美容に効果的ですね。
飲み過ぎには注意
白湯はダイエットや美容に効果的ですが、飲み過ぎは禁物です。
先に説明したとおり、白湯にはデトックス効果があるため、飲みすぎると必要な栄養まで排出する可能性があるからです。
また、水分を採り過ぎることにも繋がり、逆にむくみの原因にもなりかねません。
1日の摂取量は700ml~800mlが目安と言われます。
朝・昼・寝る前と1日3回くらいの白湯がちょうど良いでしょう。
やかんを鉄瓶に!貧血予防にも
一般的なやかんで水を沸かしても問題ありません。
しかし、やかんを鉄瓶に置き換えることでさらに効果をプラスすることもできます。
鉄瓶とは、鉄製のやかんです。
鉄でできているため、沸かすと鉄分が水に溶けだします。
鉄分不足は女性の天敵・貧血の原因。
鉄瓶で白湯を作ると貧血予防にも効果的と言われているのです。
貧血気味で悩んでいるという女性は、白湯を作る際にさらにひと工夫を加えてみませんか?