日本に100年以上続くスキンケア術「北原美顔術」
医師・北原十三男が白粉に含まれる鉛から女性の肌を守るために研究・開発した伝統のあるスキンケア術です。
100年以上の時を重ねて改良に改良を重ね、今日に伝わっています。
過去に致命的な肌トラブルを招いた歌手の奥村チヨもこの北原美顔術の「美顔雪肌術」で重症ともいえる肌荒れから回復。
現在は歌手の中でも随一を誇る美肌を維持しています。
もちろん致命的な肌トラブルだけでなく、万能スキンケア術として一般的な女性の肌トラブルへも効果的とされています。
美顔雪肌術の実践方法はとてもシンプル、冷やすだけ。
肌荒れに悩んでいるなら記事に目を通して実践してみましょう。
美顔雪肌術の効果とは
美顔雪肌術は顔の血管に対して収縮と拡張を繰り返すことで顔全体の血液循環を促進するというものです。
血液の巡りを良くすることで、肌の代謝が行われ肌のトラブルも改善していくそうです。
美顔雪肌術の実践方法
では、肝心の美顔雪肌術の方法をご紹介します。
準備するもの
次のものを準備してください。
アイスバッグは、氷を入れて怪我や筋肉疲労の箇所などを冷やすもの。
主にスポーツ選手が使用していることが多いでしょう。
俗に氷嚢(ひょうのう)とも呼ばれます。
もしくは「保冷剤」や「冷やしたタオル」でも代用が可能です。
アイスバッグを準備
アイスバッグを利用する場合の準備です。
- アイスバッグに適量の氷を入れる
- アイスバッグに適量の水を入れて、氷の角を溶かす
肌が傷つかないよう、氷の角はきちんと取れていることを確認しましょう。
保冷剤の場合
保冷剤で代用する場合の準備です。
- 保冷剤を冷やしておく
- 冷やした保冷剤をタオルで包む
顔を冷やす
顔を冷やします。
顔の弛んでいる部分を押し上げるような形でアイスバッグをゆっくり当てて行ってください。
注意点は、一か所を冷やし過ぎないことです。
冷たいと感じたら、アイスバッグ(氷のう、もしくは保冷剤)を顔の別の場所に移動してください。
冷やす → 移動 → 冷やす → 移動を繰り返します。
実践のポイント
メイクしててもOK
この方法は、顔の血管に対してアプローチするためメイクを落としていなくてもOKです。
暖かい場所で行う
血管の収縮と拡張は、温度差によって行われます。
なるべく暖かい場所で行う(体が冷えていない)と顔を冷やした際に、より効果が発揮されるそうです。
継続する
1日10分でも良いので、とにかく毎日継続して行うことが重要です。
注意点
以下、注意点です。
必ず目を通してください。
冷やし過ぎない
既出ですが、一か所を冷やし過ぎないように注意してください。
冷えたと感じたらすぐに別の場所へアイスバッグを移動させましょう。
目を冷やさない
目を冷やす「冷罨法」という方法が存在はしていますが、視神経への負担を考慮して眼球を直接冷やさないようにしましょう。
違和感を感じたらやめる
美顔雪肌術を実践していて顔に違和感を感じるようならすぐに中止しましょう。
顔は神経が集中していますので、無理は禁物です。
もし違和感が消えない場合は、ドクターに相談しましょう。
美顔雪肌術まとめ
100年以上前に開発された女性を守るためのスキンケア術。
改良を重ねて現在に至るこの方法は、肌トラブルに悩んでいた当時のセレブや著名人にとって救いとなっていたようです。
美顔法を開発した北原美顔術は駆け込み寺とも呼ばれていたのです。
それだけにスキンケア法としても他を圧倒する実績と信頼があると言えます。
美顔雪肌術をおさらいしておきましょう。
- アイスバッグ(氷のう)かタオルに包んだ保冷剤を用意
- 顔の弛みを押し上げるように冷やしていく
- 無理はせず、冷たいと感じたら場所を変える
- 継続することが何より重要
以上、肌トラブル解決法・美肌法のひとつとして実践してはいかがでしょうか?