お酒を飲み過ぎた・・・
実は過剰にアルコールを摂取してしまうと太りやすい原因となるのです。
アルコールが体内でどのように処理されるのか、既にご存知の方は多いでしょう。
そう、肝臓です。
アルコールは、体内の肝臓で分解処理されます。
アルコールの過剰摂取と太りやすさは、その肝臓の処理に関係しています。
それでは、太りやすいとされる理由と、アルコールを飲み過ぎた場合の対処法をチェックしていきましょう。
肝臓はアルコール優先
お酒を飲んだ場合、体内に入ったアルコールは肝臓で処理されます。
さらに言えば、肝臓はアルコールを最優先で分解しようとする働きがあるのです。
ある意味、アルコールは毒素ですからそれらを排除しようと何よりも先に分解されていきます。
逆に言えば、お酒を大量に飲んでしまうと、肝臓はアルコールの分解処理に追われて、糖質や脂質など他の栄養素を分解する余裕がなくなるのです。
その結果、アルコール以外のものは分解されずカラダに脂肪として蓄積されていきます。
これが、アルコールを飲みすぎると太りやすいという理由です。
飲みすぎたらカレースープがおススメ?
では、アルコールを飲みすぎたらどのように対処すればよいのでしょうか?
その時は、カレースープを飲みましょう。
カレースープ、つまりカレーにはターメリックという食材が使われているのはご存じでしょうか。
ターメリックは、ショウガ科に属する多年草で、和名をウコンといいます。
カレーの黄色い成分の素であり、根っこを乾燥させたものを香辛料として利用します。
ターメリックとお酒は結びつかなくても、ウコンとお酒は容易にイメージが結びつくのではないでしょうか?
ウコン入りのドリンクはアルコールのお供として広く普及しており、テレビCMで認知度もアップしています。
コンビニで手軽に入手も可能で、一般的な商品です。
クルクミンが肝臓を助ける
さて、このターメリック(ウコン)には、クルクミンという成分が含まれています。
クルクミンはポリフェノールの一種で、疲れた肝臓の解毒機能を強化する働きや胆汁の分泌を促進する働きがあります。
その結果、肝機能が向上し、コレステロール値を下げる他、二日酔い防止などにも効果的と言われます。
こうして肝臓が復活することで代謝が良くなり、糖質や脂質などアルコール以外の分解も行ってくれます。
本来であれば、分解が間に合わず体脂肪として蓄積されるものが、クルクミンの助けを得て正常に分解されることで太りにくい状態となります。
なぜカレー?ウコンを買えばいいのでは?
アルコールを飲んだ場合のおススメとしてカレースープを取り上げましたが、クルクミンが入っていればカレーでなくても大丈夫です。
コンビニのウコンドリンクでも、ウコンを買っても良いでしょう。
ただ、ウコンはそのまま買うと少々高価となります。
対して、ターメリック(ウコン)が入ったカレー粉の場合、比較的安価で購入できるため、入手するならカレー粉の方がおススメとなります。
もちろんサプリメントが入手可能であればそちらでもOKです。
いくつかウコン入りの商品をご紹介しておきましょう。
サプリメント
ウコンドリンク
カレー用ターメリックパウダー
スープカレー
忘年会・新年会など節目に注意
年の瀬は忘年会、年が明ければ新年会、春には歓迎会、それ以外にもお酒を飲む機会は様々ありますね。
無理に我慢すればストレスとなり、違う理由で太りやすくなりますが、過剰なアルコールもまた太りやすくなるのです。
お酒はほどほどが良いですが、どうしても飲みすぎてしまった場合はカレースープ、またはウコンの入ったドリンクやサプリで対処しましょう。