マンゴーは美容フルーツのイメージが強い果物です。
世界三大果実に選ばれているのも納得。
イメージだけでなく、ビタミンが豊富で抗酸化作用を持っているので成分からもデタラメではないことはわかります。
リンゴやミカンと比べれば一般的なフルーツではありませんが、最近はマンゴーを原料としたジュースやデザートも多数発売されています。
マンゴーの持つ美容パワーをもっと知っておいても良いのではないでしょうか?
ということで今回はマンゴーと美容の働きをご紹介しています。
マンゴーとは?
マンゴーはウルシ科マンゴー属の植物。
一般的には樹木ではなく果実の方を指します。
英語ではMango、またはMangifera indicaと表記。
世界的に代表されるフルーツということから世界三大果実(チェリモヤ・マンゴー・マンゴスチン)のひとつに数えられています。
世界最大のマンゴー産地はインド。
国内では宮崎県や沖縄県が代表的な産地として挙げられます。
マンゴーの栄養成分
世界3大フルーツに数えられるほどのマンゴーですが、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富。
ポリフェノールの抗酸化作用もあって、女性を中心に人気です。
具体的なマンゴーの美容効果を見る前に、基本的な成分をチェックしてみます。
- カロリー
- 64kcal
- 水分
- 82g
- タンパク質
- 0.6g
- 脂質
- 0.1g
- 炭水化物
- 16.9g
- 糖質
- 15.6g
- 食物繊維
- 1.3g
- 水溶性食物繊維
- 0.6g
- 不溶性食物繊維
- 0.7g
- ナトリウム
- 1mg
- カリウム
- 170mg
- カルシウム
- 15mg
- マグネシウム
- 12mg
- リン
- 12mg
- 鉄
- 0.2mg
- 亜鉛
- 0.1mg
- 銅
- 0.08mg
- マンガン
- 0.1mg
- βカロテン
- 610㎍
- ビタミンA
- 120㎍
- ビタミンB1
- 0.04mg
- ビタミンB2
- 0.06mg
- ナイアシン
- 0.7mg
- ビタミンB6
- 0.13mg
- 葉酸
- 84㎍
- パントテン酸
- 0.22mg
- ビオチン
- 0.8㎍
- ビタミンC
- 20mg
- ビタミンE
- 1.9mg
特徴的なのはβカロテンの含有量。
カロテンとはビタミンA様の物質で、体内でビタミンAに変換されます。
プロビタミンAとも呼ばれます。
マンゴーのカロテン量はフルーツの中でも豊富と言えます。
ビタミンB・C・Eなども含有量が多く美容に重要な「ビタミンACE」が勢ぞろい。
マンゴーはまさに美フルーツに相応しい果実なのです。
マンゴーの美容効果
では、もう少し具体的にマンゴーがどんな美容への効果を与えてくれるのかチェックしてみましょう。
美肌を作るビタミン群
マンゴーには各種ビタミンが豊富に含まれています。
ビタミンは美肌づくりには欠かせない成分で、肌細胞を生み出すサポートをしたり肌を守るための働きを行います。
ビタミンCは抗酸化作用も持っているので肌の老化を抑制するために役立つ。
ビタミンEを多く含むナッツがアンチエイジングに有用なのはこのため。
どのビタミンも美容には優秀。
美肌のためにも積極的に摂取したい成分なのです。
アンチエイジングに最適な抗酸化パワー
抗酸化作用についてもう少しご紹介します。
カラダは取り込まれた酸素を使って生命活動に使う一方で、ストレスや外的刺激などにより活性酸素を生み出すことにも繋がります。
活性酸素は、細胞を酸化させたりDNAにダメージを与えます。
これにより細胞は劣化し老化に繋がるのです。
抗酸化作用を持つ物質は、この活性酸素を除去することで酸化を抑制。
細胞が老化するのを抑制し、肌の健康が維持されるのです。
抗酸化作用を持つ物質がアンチエイジング(抗老化)に重要とされているのは、こういった働きのためです。
葉酸が貧血を防止
葉酸もビタミンBに分類される成分。
注目されている働きは次の2つになるでしょう。
- DNAなど核酸の合成して細胞を作る
- 赤血球づくりをサポート
葉酸が不足すると貧血に繋がる可能性があると言われています。
また、細胞を作る働きが特に妊娠中や授乳期の女性には必要不可欠とされている重要なビタミンです。
マンゴー製品のカロリーをチェック
市販されているマンゴー製品と言えば、マンゴージュース・マンゴープリン・マンゴーラッシー・ドライマンゴーが代表的なものでしょうか。
マンゴー製品のカロリーは通販サイトでは思っている以上に記載されていないので、調べてまとめました。
購入するときのご参考に。