キャベツはバストパップに良い食材だと聞いたことはありますか?
ネタとしてはかなり古いのですが、某女性タレントがキャベツを食べてバストアップしたとテレビで取り上げられていたのが話題の発端だったようです。
しかしキャベツにバストアップ効果があるというのは信用に足る情報なのでしょうか?
様々な情報を調べると、盲目的にキャベツ=バストアップ効果を煽っているケースが目立ちます。
内容に目を通すと、バストアップにどのように働くのかという点には言及されていません。
今回はバストアップとキャベツの話題を整理しつつ、キャベツの美容に関する作用についてご紹介します。
キャベツがバストアップに良いという理由
まずキャベツがバストアップに良いとされている理由を簡単に記載します。
キャベツにはポロンというミネラルが含まれています。
これは、別名ホウ素と呼ばれており、ガラスなど工業製品への利用が有名です。
このポロン(ホウ素)には、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を促す作用があり、それがバストアップに作用するというのが根拠とされています。
女性ホルモンは、女性のカラダを作るホルモンと呼ばれるとおり、女性の体の働きや女性らしい丸みを帯びたカラダへの作用がある重要なホルモンです。
キャベツとバストアップの関係は本当か?
キャベツを食べるとバストアップするという話題の主な根拠は上で説明した通りです。
しかし、キャベツを食べる行為とバストアップに医学的・科学的な根拠があるのかと言われると因果関係は不明です。
突き詰めれば、キャベツを食べると胸が大きくなるというのはポロン(ホウ素)と胸の大きさの関係がどう作用するかということになります。
しかし、この点に言及している医療関係者や研究者の発言や資料などを見つけることはできませんでした。
そもそも、ポロンという単語も調べると怪しいバストアップ系の情報が出てくるのみです。
ホウ素であれば医療関係の情報もでてきますが、それらはバストアップという結果に結びつく内容ではありません。
プロテイン系のドリンクを飲んだだけで筋肉が付くのか問われたら、YESと答える人はいないでしょう。
ドリンクとトレーニングを合わせて初めてプロテインの効果は出てきます。
同じようにキャベツを食べただけでバストアップが可能かと言われると、やはり否定的に捉えるしかないでしょう。
ちなみに記事冒頭で紹介した、某女性タレントがバストアップしたというテレビ情報についてもう少しご紹介しておきます。
当時、そのタレントは10代後半という成長するための若さを持っていたことに加えて、キャベツ効果による血流の改善などの効果も作用したことでバストアップが促進されたのでは?というのが検証した医師の話だったようです。
つまり様々な要因が重なった結果と捉えることができ、キャベツ単体のバストアップ効果としては薄いという印象を受けます。
キャベツを食べることの意味
キャベツを食べてバストアップするかは微妙な話ですが、キャベツを食べること自体を否定しているわけではありません。
ダイエットに最適
キャベツは、食材としてみるとカロリーが低く、飲み込むためによく噛んで食べる必要が出てきます。
これはキャベツがダイエットに適した食材であることを示しています。
カロリーが低ければ、脂肪が付きにくく、よく噛むことで満腹週数を刺激してくれます。
キャベツを食前に時間をかけてよく噛んで食べれば、実際の食事に入る頃にはある程度の満足感を得て食べ過ぎを防いでくれる可能性が高くなります。
乳酸キャベツでキレイに!
乳酸キャベツは、要するにキャベツの漬物になります。
乳酸菌を含んでいるため、整腸作用があり便秘の改善に有効とされています。
また、腸内環境が改善されると栄養の吸収が良くなり、肌にも十分に必要な栄養が行きわたるため美肌にも繋がると言われています。
もしもバストアップを望むなら・・・
キャベツを食べただけでバストアップをするというのは肯定するのが難しいですが、キャベツを食べること自体は女性にとってもウレシイ作用も見られるのでおススメします。
可能性をゼロだと断定する情報も不足しているいからこそ、キャベツとバストアップの関係は不明なのです。
もしある程度のバストアップに関する可能性を信じるのであれば、キャベツを食べつつバストアップマッサージやバスト周りの筋肉を鍛える運動、形を保つための補正下着の着用など総合的な方法を継続して行っていくほうが可能性は高いでしょう。
当サイトでは、バストアップに関する記事をいくつか公開しています。
これらは専門家が公開してある程度の情報が世間に広がっているものばかりです。
二番煎じと言われればそれまでですが、世の中に蔓延する不確かなバストアップ情報よりは信頼できるものともいえます。
実践するかしないかはこの記事を読んでいただいたアナタ次第ですが、まずは様々な情報に触れた上でご自身に適した方法を模索してみてはいかがですか?