便秘というのは色々と厄介なものです。
単にお通じが悪いというだけでは済みません。
肌荒れを引き起こし、お腹もポッコリと出てしまう、ダイエットも成功率が下がってしまう
幾重にも悩みが重なる症状なのです。
便通を改善する方法のひとつとして、ヨーグルトなどの乳酸菌を含んだものを摂取することが勧められています。
しかし、乳製品の多くは動物性乳酸菌。
腸に届くころには多くの乳酸菌が死滅すると言われます。
乳酸菌は生きたまま腸に届けたほうが活発に働いてくれるのでお通じ改善の効果が上がりやすいとされており、近年ではビフィズス菌など生きたまま腸に届く菌を配合した食品も登場しています。
そんな生きたまま腸に届く乳酸菌を自宅で手軽に用意する方法。
それが乳酸キャベツなのです。
乳酸キャベツの効果
乳酸キャベツは、要するにキャベツの漬物のこと。
乳製品などの動物性乳酸菌とは異なり植物性乳酸菌です。
植物性乳酸菌は、生きたまま腸に届く割合が高く腸内環境を整えるのに高い効果を発揮するとされています。
キャベツの食物繊維と乳酸菌が腸内の働きを活発にするので、便通が促され便秘が改善していくことが見込まれます。
腸の働きが活発になると、代謝もアップ。
栄養の吸収も良くなり、ダイエットや肌荒れ対策にも威力を発揮します。
乳酸菌と腸の働きについてはこちらの記事でも取り上げているのでご覧ください。
乳酸キャベツの作り方
それでは自宅で簡単に出来る乳酸キャベツのレシピをご紹介します。
材料 / 準備するもの
- キャベツ・・・1玉
- 塩・・・小さじ4
- 砂糖・・・小さじ1/2
- 密封型の保存袋
レシピ
キャベツを千切り
キャベツを綺麗にに洗ってから千切りにします。
袋にキャベツ半分と塩(小さじ2)を入れて揉む
千切りにしたキャベツを半分だけ袋に入れて、塩(小さじ2)を振ります。
その後、塩が全体に行きわたるよう袋を揉んで馴染ませましょう。
残り半分のキャベツと塩・砂糖を加えて揉む
半分残っているキャベツを全て保存袋に入れて、塩(小さじ2)と砂糖(小さじ1/2)を加えます。
用意した材料が全て保存袋に入ったはずなので、しっかり揉んで塩と砂糖を馴染ませましょう。
重しを乗せて放置
袋に重し(水の入ったペットボトルなど3本くらい)を乗せて常温の場所に放置します。
3日ほどで乳酸キャベツが完成します。
完成した乳酸キャベツは冷蔵庫で1か月ほど保存が可能です。
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