スーパーフード・アサイーの成分と口コミから見る有効性

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赤ワイン30倍のポリフェノールを持つスーパーフード「アサイー」 美容に良い食べ物

スーパーフードとは通常の食物を遥かに凌ぐ栄養素を豊富に含んだ食材です。

現代の食生活では栄養が偏り、一部が不足しがちになっています。

ブラジル発のスーパーフード「アサイー」はポリフェノールや食物繊維、鉄分などを豊富に含んでいます。

女性の悩みに多い、便秘や貧血などの改善に有用かもしれないと健康食材として注目を浴びています。

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アサイーとは?

ブラジル・アマゾンに生息するアサイーの木

アサイーはブラジルが原産でヤシ科に属する植物です。
アマゾンの水辺に自生しており、高さ25mほどに成長します。

学名はEuterpeと呼ばれ、名前の由来はギリシャ神話に登場する女神「エウテルペー」だと言われています。
アサイーの木が揺れる様子が音楽を奏でる優雅さを表していることから、笛を持つ文芸の女神のひとりの名がつけられたとか。

主役は果実

アサイーの果実

日本でアサイーと呼ばれるのは、植物に実る果実の方になるでしょう。
直径が1cmほどの黒っぽい紫色をした果実です。

アサイーの実、アサイーベリー、もしくは果実を単にアサイーと呼ぶこともあります。

このアサイーの果実ですが、なんと食べられる部分が全体の5%ほどしか存在していません。

アサイーの果実の中身。可食部は5%程度。

しかし、その5%に豊富な栄養素が含まれており、特に抗酸化作用を持つ成分が有名です。

ほぼ無味無臭

アサイーの果実は、匂いや味がほとんどありません

その分、食材としてのクセも無いので他の食材と一緒にメニューに使われることがほとんどです。

アサイーを単体で食べる機会はあまり無いでしょう。

「スーパーフード」アサイーの有効性とは

食べられる部分が5%と少ないのに、その5%に豊富な栄養を含むアサイー。

そのため、アサイーはスーパーフードスーパーフルーツなどと呼ばれており、主に美容や健康の面で高い注目を集めています。

ではアサイーが持つ栄誉成分を見てみましょう。

ポリフェノール

ポリフェノールを多く含む食材

アサイーの最も特徴的なのは、このポリフェノールでしょう。

ポリフェノールを含む食品と言えばブルーベリーや赤ワイン、チョコレートが有名です。

しかしアサイーのポリフェノール含量は、ブルーベリー・赤ワイン・チョコレートといった食品を遥かに凌ぐのです。

ブルーベリー 200mg
赤ワイン 150~300mg
チョコレート 800mg
アサイー 4000~4500mg
(※すべて100mリットル、100g中の含有量)
 
あくまで含有量は目安ですが表を見ての通り、アサイーはチョコレートの5倍ブルーベリーの20倍赤ワインについては10倍~30倍のポリフェノールを含んでいるのです。

ポリフェノールというのは総称で、ポリフェノールの分類される栄養素は5000種以上あると言われています。
各栄養素の細かい説明は省きますが、ポリフェノールは抗酸化力を持っていることから若さを保つために有効と言われています。

人間のカラダには、活性酸素が存在しています。
活性酸素は、外部から侵入した細菌やウィルスを撃退する役割があるのですが、ストレスや生活習慣の乱れで過剰に増えてしまうと細胞を傷つけてしまいます

これが老化と呼ばれる現象の一員と呼ばれているのです。

ポリフェノールが持つ抗酸化力とは、この不要な活性酸素を除去する働きを指します。

もうお分かりかと思いますが、活性酸素を撃退すれば不要に細胞が傷つけられず老化も緩やかになる可能性があります。

これを別の言い方に変えるとアンチエイジングと呼ばれるものになるのです。

食物繊維

野菜

野菜や果物に多く含まれる食物繊維は、腸の働きを整えることでお馴染みでしょう。

食物線を含むメジャーな野菜はごぼうです。
100g辺りに2.3gの食物繊維を持つと言われています。

アサイーは「ごぼう」の約3倍6~7gの食物繊維を含むと言われています。

女性の大きな悩みのひとつと言われる便秘
腸の働きが鈍いため、老廃物が溜まっていることが多く苦しんでいる女性は多く存在します。

本来なら食物繊維を十分に摂取できれば便秘に悩むこともありません。

しかし現代人の食生活では食物繊維の摂取することが難しい状態になっています。

アサイーは野菜より遥かに効率よく食物繊維を摂取することが出来るのです。

カルシウム

牛乳

カルシウムは、歯や骨を形成するための重要な栄養素です。
健康なカラダを作り、骨粗しょう症などを予防し、さらには現代病であるストレスの緩和にも有効とされます。

カルシウムと言えば代表的な食品は牛乳でしょう。

アサイー100gの中には、牛乳の3倍のカルシウムが含まれると言われています。

鉄分

鉄分

鉄分が不足していると、疲労の回復が遅れ疲れやすくなります。
また、女性に多い貧血も鉄分が不足していることが一因です。

鉄分不足は世界的に見られる現象と言われており、積極的な摂取が求められているのです。

鉄分を多く含む代表的な食材はほうれん草でしょう。

目安ですが、ほうれん草は1袋に200gほどと言われます。
ほうれん草100g辺りの鉄分は大体2.7mg

対して成人女性が1日に摂取する鉄分の目安は6mg~10.5mgと言われています。

割と大量のほうれん草を摂取が必要になってきます。

アサイーには、100g中に「ほうれん草」の2倍の鉄分を有しています。

アサイーは鉄分の摂取を効率的に行えるのです。

その他の栄養素

以上が特に注目すべきアサイーの栄養成分です。

それ以外に、アサイーにはこんな成分が含まれています。

  • オレイン酸・・・動脈硬化などの予防
  • ビタミンB1・・・疲労回復や神経の安定
  • ビタミンB2・・・脂肪燃焼や基礎代謝のアップ
  • アミノ酸・・・体を構成するタンパク質の素

何kcal?

アサイーは、インターネットなどで販売されている製品(スムージー状のモノ)をベースにすると1袋(100g)で約70~75kcalほどと言われています。

アサイーを使ったレシピは、ほとんどが1袋(100g)の使用を前提としているので、各メニューのカロリーコントロールはトッピングするフルーツやシリアル、牛乳などの食品の組み合わせで可能となってきます。

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口コミで知るアサイーの効果

アサイーがどのような成分を持っていて、どのような有効性が期待されているのか、なんとなく知ることが出来たでしょうか?

では、よりリアリティのある有効性を知るためにアサイーを食べている人々の感想を見てみましょう。

※あくまでアサイーを愛用している人々の個人的な使用感、効果への実感です。

  • 貧血の改善(医師が驚くレベルの改善も)
  • めまいの改善
  • 血液検査の数値の正常化
  • 眼精疲労の改善
  • 疲れやすさが改善
  • 便通が良くなり便秘が改善
  • 目の充血が軽減
  • 肌の調子が良くキレイに
  • 朝起きるのが楽に
  • 全般的に体調が良い

口コミを見ると、多くの人がこれらの症状が改善傾向にあると感じたようです。

個人差はありますが、翌日から違いを実感するケースも見られました。

また、具体的な効果効能ではありませんが妊娠中の鉄分補給にアサイーを食べるという妊婦さんもいるようです。

多くのアサイー愛用者が何かしらの効果を実感しており、仮に具体的な実感が無くても栄養バランスの点からも優れているのでアサイーを食べることは概ね好意的に受け入れています。

貧血・めまい・便秘・美肌などに悩む女性はアサイーを毎日の食事に採り入れても良いかもしれません。

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