美活フルーツとして取り上げられることが多いキウイ
ダイエット・便秘やスキンケアに悩む女性の強力なサポーターとしていくつもの優秀な成分が含まれています。
キウイに含まれる成分、そしてどんなウレシイ効果を持っているのかという点を中心にキウイの美活パワーをチェックしましょう。
スーパーでも良く見かける入手が簡単なフルーツです。
直ぐにでもキウイで美活が始められますよ!
※キウイは食物アレルギーの原因となることがあります。不安がある場合はお医者さんに相談してください。
キウイとは
マタタビ科の果実、それがキウイです。
日本国内では「キウイ」「キウイフルーツ」などと呼ばれます。
主な産地はイタリア・ニュージーランド・中国。
国内では愛媛や福岡、和歌山などが大きなシェアを持っています。
果実はフルーツで食べたり、ジャムやゼリー、ドライフルーツを始めとする加工品に利用されます。
美活フルーツの理由
キウイフルーツは含まれる栄養成分から美活に有効なフルーツとされています。
まず、カロリーは低く100g辺りの50~60kcalほど。
他のフルーツで比較するなら、バナナ(85kcal)を下回りリンゴ(60kcal)と同じくらいのカロリーになります。
そしてよく言われている美活のための効能は次のようなものでしょう。
- ダイエット
- 便秘解消
- 美肌
キウイがなぜこれらの美活効果を持っているのか?
栄養成分を中心に見てみましょう。
キウイの美活効果と成分
脂肪を燃焼!「ダイエット効果」
キウイに含まれるアクチニジンはタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)のひとつ。
タンパク質をアミノ酸に分解することから肉を柔らかくする性質を持っており料理にも利用されます。
パインにも同じような酵素(パパイン)が含まれており、肉料理にパインが使われるのはこのためです。
同様に食べたものもタンパク質をアミノ酸に分解することから消化を促進。
アミノ酸ドリンクを見ても分かる通り、アミノ酸には脂肪燃焼を促進する効果があるとされています。
また、キウイにはカルニチンの合成を高める働きがあると言われます。
このカルチニンはアミノ酸由来の物質で、脂肪燃焼を高める働きがあることからダイエットサプリなどに利用されるものです。
さらにキウイに含まれているオスモチンというペプチドにも注目。
オスモチンにはメタボ予防や糖尿病の予防が期待されている成分なのです。
過去にテレビでキウイダイエットが取り上げられた際には、朝食をキウイに置き換えて運動などと組み合わせたら3週間で7kgほどの減量に成功した例が放送されました。
便秘解消に「食物繊維」
キウイは食物繊維が豊富なフルーツとして知られています。
100g辺りの食物繊維は2.5gで似たような成分構成のバナナと比べても2~2.5倍ほど。
水溶性食物繊維が1/3、不溶性食物繊維が2/3ほどの割合です。
水溶性は水と混ざりやすい性質で粘着性も高く糖質や脂質を付着させて便と共に体外へ排出する働きがあります。
不溶性は水に溶けにくく腸の活動を活性化することで便通を促進するとされます。
美肌・アンチエイジングの「ビタミン」
キウイには抗酸化力の高いビタミンA・ビタミンC・ビタミンEが揃っています。
これらは、3つ揃うと強力な働きをすることから「ビタミンACE(エース)」とも呼ばれるものです。
抗酸化とはポリフェノールに代表される若々しさを保つために有効な作用。
カラダを老化させる活性酸素を除去する働きをします。
つまり、ハリやツヤのある美肌を作ったり維持するためには重要な成分です。
特にキウイの持つビタミンCはレモンやミカンの1.5~2倍に相当。
1日の必要摂取量の70%ほどがキウイ1個で補えてしまうほどです。
むくみ解消!「カリウム」
血管内のナトリウム(塩分)濃度が高くなるとカラダは水分を欲するため、結果的に”むくみ”が起きてしまいます。
カリウムは体内の過剰なナトリウムを体外に排出する働きを持っており、むくみ解消に有用な成分です。
カリウムの代表的なフルーツはバナナですが、キウイにも含まれているのです。
キウイで口臭対策!
美活の方向性が多少異なりますが、キウイには口臭対策にも有効。
これは、先ほども登場したキウイに含まれるアクチニジンによるもの。
口臭の原因のひとつとして、舌苔(ぜったい)の除去能力にあります。
舌苔は舌に付着したタンパク質の汚れのこと。
アクチニジンはタンパク質の分解酵素なので舌の掃除に能力を発揮するというわけです。
実際、キウイ由来成分を利用した口中ケア用のタブレットも発売されています。
キウイダイエットの方法と注意
以上のようにキウイには美活に有効な成分が豊富に含まれています。
とてもポピュラーなフルーツなので直ぐにでもとり入れることが可能です。
おススメは朝食をキウイに置き換える「キウイダイエット」
方法はとても簡単。
これだけです。
水と一緒に採ることで食物繊維が水分を吸収し満腹感を得やすくなります。
ただしキウイにはアレルギー反応を示すケースがあります。
不安な場合はお医者さんに相談の上で行ってください。