この記事に辿り着いた人は、今まさにそんな事態に直面しているのではないでしょうか?
クリスマスやお正月といった日常より食べる量が増えるにもかかわらず運動量が圧倒的に減ってしまうのが年末です。
さらに働き盛りの世代は、忘年会や新年会といった社会人イベントが大挙して押し寄せます。
「太るな」という方が無理なのかもしれません。
公表されているアンケート結果によると、全体の57%が年末年始で1~3kg太ったと回答しています。
1位 : 1kg増えた(24.0%)
2位 : 2kg増えた(22.8%)
3位 : 3kg増えた(10.2%)
1kg~2kgまでは、多少の努力でリカバリーが可能なイメージですが、3kg以上となると結構難易度があがります。
なぜ正月太りをするのか?
その原因や食べ過ぎた分を何とかするリセットメニュー、正月太りをしないために出来ることなどを考えてみましょう。
正月太りは何故おこるの?
「正月太り」なんて名付けられていても「太る」理由はどんな時期でも共通です。
摂取カロリー > 消費カロリー
結局のところ、正月太りの根本的な原因はコレです。
食べる機会が多いわりに運動する機会は少ない。
この状態がクリスマス付近からお正月明けまで続くために正月太りは引き起こされます。
太った人と太らなかった人の違い
先述のアンケートでは6割近くが太ったとい結果が示されていますが、これは逆に言えば4割の人は太らなかったということにもなります。
比率で言えば
太った人 6割 : 太らなかった人 4割
アンケートでは、太った人と太らなかった人がそれぞれどのような年末年始を過ごしていたのかという回答も行われており傾向が掴めます。
- 食事会・忘年会が数回あり、さらにクリスマス付近にはピザや揚げ物など高カロリーな食べ物が多かった
- お酒をたくさん飲んだ
- クリスマスケーキやおせち料理の煮豆、栗きんとんなどの甘いものを食べた
- テレビを見ながらお餅、おせち、お酒を口にしていた
- 運動をする機会が極端に少なかった
クリスマスからお正月にかけて太ったという人の多くは
- 高カロリーや糖質の多い食べ物食べ過ぎた
- 運動量が極端に少なかった
という2つの要因が目立ちます。
- 家でゴロゴロしないようにテーマパークや買い物など外出をした
- お酒を飲む機会が多いので夕食は糖質を控えめにした
- 食事量に気を付けた
- 忙しくて食欲がなかった
- 家事や子供の世話で忙しく働いていた
対して太らなかった人の回答では
- 意識的に食事量を減らしたり運動量を増やした
- 意図せずに食事量が減ったり、運動量が増えた
という、自覚があるかないかは別にして結果的に食事量と運動量が調整されています。
要するに正月太りする理由は
たくさん食べて動かない
というケースが大半だということになります。
考えるまでも無く、これでは太って当たり前ですね。
正月太りをしないポイント
これらのアンケート結果から見えてくる正月太りをしないポイントはとても簡単なものです。
【ポイント1】通常の食事量と運動量を心がける
「たくさん食べて動かない」のが正月太りの原因であれば、逆のことを実行すれば良いという事です。
適切に食べて適度に動く
もしくは
食べてしまった分のカロリーは、別の食事の機会で調整する
摂取カロリーが消費カロリーを超えないようにするというダイエットの原則を守る必要があります。
【ポイント2】食べ過ぎたカロリーを調整する
理想は平常通りに適度に食べて適度に動くことですが、年末年始は世間の雰囲気に呑まれてどうしても食べ過ぎてしまうケースは出てくるでしょう。
正月太りをしないポイントで重要になってくるのは、食べ過ぎた分を別のどこかで調整することになります。
先のアンケート内容にあった「お酒を飲む機会が多いので夕食は糖質を控えめにした」と同様に、例えば
- 忘年会で食べ過ぎたら翌日の夕食では炭水化物は控える
- 正月に食べ過ぎたら正月明けの2~3日は低カロリー・低糖質なメニューを中心にする
といった方法が有効になってくるでしょう。
以下、東洋経済の記事では「リセットメニュー」として正月明けの食べ過ぎをリセットする食事メニュー例が掲載されています。
ポイントは
- 朝と昼は仕事でエネルギーを使う為に通常の食事を食べる
- 夕食を「おでん」で低カロリーに抑える
- 食物繊維やタンパク質、ビタミンやミネラルなど栄養バランスを整える
- 基礎代謝のアップや塩分排出作用があるカリウムなど痩せる要素を意識する
といったものになります。
詳しくはリンク先をご覧ください。
とても参考になる記事です。
⇒ 「正月太り」を早めにリセットする3つのコツ | 健康 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
リセットメニューを作るのが手間という人は、予め低カロリーで作られた食事を購入するという方法もあります。
インターネットが発達した現代は、美味しい料理を手軽に購入できるようになりましたが、それだけではなくカロリーや栄養バランスを考慮した料理も簡単に手に入ります。
例えば「おまかせ健康三彩」というショップのヘルシー冷凍食材には200~300kcalに抑えた低カロリーメニューが揃っています。
>>カロリー・塩分をコントロールした宅配弁当《おまかせ健康三彩》
「紀文オンラインショップ」では糖質0gやカロリーを抑えたヘルシーなメニューが見られます。
【ポイント3】クリスマス・正月の料理カロリーを調整する
そもそも年末年始に食べる食事を低カロリーに置き換えることが出来ると、後に訪れる正月太りの恐怖から逃れることができます。
忘年会や新年会など外食では難しいですが、クリスマスや正月などを自宅で迎える場合はケーキや揚げ物、おせちのメニューを低糖質・低カロリーで抑えるという方法も覚えておくと良いでしょう。
特にクリスマスに代表されるケーキは低糖質・低カロリーなものも発売されています。
オードブル盛り合わせに使えそうなメニューも低カロリーを意識したものは数多く発売されています。
少しの工夫や調査でクリスマスや年末年始の食事メニューも質を可能な限り維持してカロリーだけを落とすことも不可能ではありません。
もちろんこれらのメニューは年末年始に限らずに使えるので一度考慮してみると良いかもしれません。
まとめ
クリスマスから正月明けまでの正月太りに関してまとめると次のようになります。
- 正月太りは食事量が増えて運動量が減った場合に起こりやすい
- クリスマス・忘年会・正月・新年会などに食べるものに気を付ける
- 家でゴロゴロしないで外出を心がける
- 正月太りしてしまった場合は、正月明けの食事をリセットメニューにして摂取カロリーを抑えつつ体重(食べ過ぎた量を通常の量に戻す)を減らす
- 可能であれば、クリスマス・正月に食べるメニューをヘルシーにしてみる