クコの実(ゴジベリー)の成分が肌にオススメな理由とは?

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美肌・アンチエイジングにおススメ「クコの実(ゴジベリー)」 美容に良い食べ物

スーパーフードのひとつとされているクコの実
今はゴジベリーという呼び方の方がメジャーでしょうか。

このゴジベリーことクコの実には、美容に良い成分が数多く含まれていることから特に女性から注目を集める食材です。

そうはいっても、クコの実を調べると専門的な難しい単語が並んでいてどのような効果があるのか分かりにくいかもしれません。

そこでここでは、なるべく分かりやすいように注目すべきポイントをピックアップしてクコの実の凄さをご紹介します。

是非、最後まで目を通してクコの実で美肌生活を始めましょう!

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クコ(枸杞)とは?

スーパーフード「クコの実」

クコはナス科の植物で、ゴジベリーやウルフベリーなどとも呼ばれています。

果実は楕円形で1cm~1.5cmほどの大きさ。
成熟すると赤くなります。
この果実が「クコの実」と呼ばれるものです。

味は一般的に、ほんのり上品な自然の甘さと酸味、若干の苦味があると表現されることが多いですが、ドライフルーツのような強い甘味ではありません。

実は多くの人が一度は目にしている、もしくは口にしたことがあるはず。
中華料理屋などで杏仁豆腐が出てきた際、中央に赤い実がそえられていませんでしたか?
あの赤い実がクコの実です。

その歴史は古く、中国では3000年以上、日本でも平安時代には薬用として用いられていたと言われています。

クコの実の成分・栄養

クコの実100g辺りに含まれるカロリーや栄養素はこうなっています。

カロリー
370kcal
タンパク質
12.5g
脂質
2.0g
炭水化物
75.5g
灰分(鉄・マグネシウムなど)
4.4g
ナトリウム
497mg
主な栄養素
ルチン / タンニン / ゼアキサンチン / ベタイン / β-シトステロール / ビタミンC / ビタミンB1 / ビタミンB2 / リノレン酸 / カロテノイド / アミノ酸 / 鉄分 / カルシウム

クコの実の効果と効能

歴史上、クコの実は不老長寿や美容といった目的で用いられてきた伝えられています。
一説には、楊貴妃も愛用したとか。

その理由はアンチエイジングに有用な成分が豊富なことにあります。

美肌を保つ「ビタミンC」

ビタミンC

クコの実はビタミンCの含有量がとても豊富でオレンジの500倍とも言われています。

文科省の食品成分データーベースによると、オレンジのビタミンC含有量は100gあたり40mg~60mgほど。
単純計算でクコの実100gには20000mg(20g)~30000mg(30g)のビタミンCが含まれていることになります。

ビタミンCは肌の維持や抗酸化作用があり、肌のハリやツヤを保ち、シミやシワなどを予防する働きがあります。
ストレスに対する抵抗力を高める機能も持っているので、忙しい女性は積極的に摂取が望まれます。

アンチエイジングの要「ポリフェノール」

ポリフェノール

抗酸化作用で注目されるポリフェノール。
クコの実には、ルチンやタンニンといったポリフェノールが含まれています。

ルチンはビタミンPとも呼ばれ、血圧や血糖値など血管を健康に保ち、出血・炎症を抑える働きを持っています。

タンニンは柿にも見られるポリフェノールで苦みや渋みの素になっているものです。
肌や血管の収斂作用(しゅうれんさよう)、つまり引き締まる働きを持つほか、肌のシミの原因となるメラニンが作られるのを防ぐことから、美肌・美白への効果が期待できます。

コラーゲンに効く「ヒドロキシプロリン」

コラーゲン

ヒドロキシプロリンはアミノ酸のひとつです。
みずみずしい肌を作るコラーゲンを作る主要な成分で深く関わりを持っています。

クコの実には、このヒドロキシプロリンを作る働きがあるとされています。
言い方を変えると、コラーゲンの生成を促す働きを持つということになります。
さらに、コラゲナーゼ活性阻害作用と呼ばれる体内のコラーゲンを守る働きもあると言われます。

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コラーゲンの働きについては上の記事をご覧いただくと良いのですが、簡単に言うと組織と組織を繋ぐ働きを持ちます。
そしてコラーゲンには弾力性があり、これがモチモチ肌の理由のひとつとなっています。

そのため、クコの実の持つヒドロキシプロリンは肌にはとても有用な成分だと言えます。

その他の効果

特に美容への働きを中心に3つをピックアップしました。
この3つ以外にもクコの実には次のような効果が期待されています。

  • 抗脂肪肝
  • 精神の強壮作用
  • 眼精疲労の回復
  • 免疫機能調整

クコの実の食べ方

杏仁豆腐にも使われている通り、デザートのトッピングとして食べるのが一番簡単でしょう。
もちろんクコの実をそのまま食べても問題ありません。

料理のメニューにもトッピング例がおススメされており、サラダやラーメン、スープなどにも使えます。
クコの実には苦味があるので、苦手な場合は味の濃い料理にトッピングすると食べやすくなると言います。

手を掛けられるならケーキやパンなどを焼く際の材料にすると、深いコクや香りの高級感溢れる仕上がりになるので試す価値アリです。

詳しくは、インターネットのレシピサイトを見るかクコの実(「ゴジベリー」という名前の方が使われていますが)の書籍をご参照ください。

購入するには?

スーパーなど実際の店舗で購入する場合は、大型の店舗やオーガニック・ナチュラルフードを扱っているお店なら置いてあるかもしれません。
また、茶葉の専門店(お茶屋さん)でも取り扱うケースがあるようです。

しかし、これは地域によるケースバイケース。

確実に入手するならインターネットの通販サイトを利用すると良いでしょう。

販売サイトをチェックするとわかりますが、多くが中国産で日本国内で検品済みの商品のようです。
少なくとも確認できる範囲では日本産のクコの実(ゴジベリー)の販売は確認できませんでした。

ということも踏まえた上で、しっかりと検品されたものを選びましょう。

楽天、及びAmazonでクコの実・ゴジベリーと言えば、↑の「小島屋」か「オーケーフルーツ」「自然健康社」などが選択肢になるはずです。
これら以外にも無数の販売店が通販サイト上には存在していますが、店舗によっては原産地などが分かりにくくなっていることもあります。

購入する際にはしっかりと説明に目を通して納得した上で購入しましょう。

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