チアシードは美容やダイエットに最適なサポートフードとして広く知れ渡っています。
- 水を含むと10倍に膨れる特性が満足感を与える
- 必須アミノ酸・食物繊維・オメガ3脂肪酸など栄養素が豊富
満足感による食事制限や食物繊維による整腸作用、オメガ3脂肪酸で血液がサラサラになるといった女性に嬉しい有効性が支持されています。
チアシードに関する話題は別の記事で詳しく取り上げているのでそちらをご覧ください。
今回は、そのチアシードを超えるスーパーフード・バジルシードをご紹介します。
チアシードの30倍でありながら、1/5に抑えられている驚きの能力をご覧ください。
チアシードを超えたスーパーフード「バジルシード」
スーパーフードと呼ばれるバジルシードは、文字通りバジルの種です。
バジルはシソ科に属するハーブ。
イタリア料理で使われることが多く、ピザなどに添えられているため日本では馴染みの食材と言えます。
または、バジルソースのように調味料へも利用されているので聞いたことがある人が多いでしょう。
このバジルの種がスーパーフードとしてダイエットや美活サポートで着目されています。
バジルシードはこんなにすごい!その特性とは?
バジルシードがスーパーフードとして注目されているのは何故なのでしょう?
似たような特性を持つチアシードとの対比でご紹介します。
バジルシードの効果効能に関しても説明していきましょう。
チアシードを超える膨張率
チアシードやバジルシードは水を含ませると膨張します。
これは表面に存在するグルコマンナン質という多糖類の膨張によるものです。
ここでチアシードとバジルシードの違いが現れます。
チアシードは水を含むと10倍に膨れるのに対し、バジルシードはなんと30倍に膨れるのです。
つまりチアシードよりも満足感を得やすいということになります。
豊富な栄養素
食物繊維
バジルシードは約半分の50%が食物繊維で出来ています。
そのため整腸効果が期待でき、腸内環境を整え栄養の吸収をアップさせたり、老廃物の排出を促すといった改善が見込まれます。
平たく言えば便秘が改善に向かう可能性があるということです。
α-リノレン酸
また、オメガ3脂肪酸であるα-リノレン酸も含んでいます。
α-リノレンは必須脂肪酸と呼ばれており、体内で産生できないため厚生労働省が1日に約1.6g~2.0gの摂取目標を定めている栄養です。
血中コレステロールや中性脂肪を下げると言った肥満の改善効果を始め、アンチエイジングや肌のシワ・たるみといった悩みなどへの有効性も期待されていることから話題の成分となっています。
ミネラルやビタミンも
もちろん、これ以外にも鉄分やカルシウムなどミネラルを始め、ビタミンE・ビタミンKなどの成分も含んでいます。
低カロリーでダイエット向き
チアシードは100gあたり500kcalのカロリーを持っています。
もちろん1回で100gも使う事はありませんが、大さじ1(15g)に換算すると約75kcalになります。
過剰に摂取しなければ、決して高いカロリー摂取ではありません。
しかしバジルシードはチアシードを遥かに凌ぐ低カロリー。
100g辺りのカロリーはなんと100kcal。
チアシードの1/5なのだから驚きです。
1gあたり1kcalなので、大さじ1(15g)ならば15kcalになります。
このカロリーの低さがダイエットにはピッタリ。
バジルシードの魅力のひとつと言えるでしょう。
バジルシードを使ったレシピ
バジルシードの食べ方ですが、様々なメニューに利用できます。
- ヨーグルトやゼリーに混ぜる
- ケーキやクッキーを作る際に小麦粉に混ぜて焼く
- 牛乳ベースのドリンクにトッピング
- オートミールなどのシリアル系に加える
代表的なメニューのレシピがクックパッドに掲載されているのでご紹介しておきます。
リンク先は全てcookpad.comになります。
ヨーグルト
ゼリー
スムージー
ケーキ
クッキー
ドリンク
オートミール
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水を使ったバジルシードの戻し方
バジルシードを戻す、というのはバジルシードに水を含ませて膨張させることを指します。
膨らませる方法ですが、基本的に水に使う分だけ加えて放置すれば10分ほどで膨張します。
念のため、目安を書いておきましょう。
- バジルシード大さじ1に対して水250ml
- 深めの器にバジルシードと水を加えて10分ほど放置
以上です。
バジルシードを購入するには?
バジルシードはチアシードに比べると市場への流通規模が小さいので選択肢は少なくなります。
近所のスーパーなどで購入をするのは少し厳しいかもしれません。
インターネットの大手通販であれば、購入が出来ないと悩む心配はありませんので、もしバジルシードをお買い求めであれば一度覗いてみると良いでしょう。