海外セレブは実に様々なダイエットフードを探し当てています。
日本人にとってはそれまで聞いたこともないメニューが海外セレブを通して話題に挙がります。
今回紹介するフムスもそんな海外セレブ発信のひとつ。
高タンパクで低カロリー。
使っている食材は美容に適したモノばかりで、ぜひ一度はお試し頂きたいメニューです。
- ダイエットしたい!
- 肌をキレイにしたい!
そんな願望を持つ女性は必見!
中東の伝統料理「フムス」
フムスは主にトルコやイスラエル、レバノンなど中東の地域で食べられている伝統料理。
ひよこ豆にタヒーニ(胡麻のペースト)やオリーブオイル、レモンなどの調味料を混ぜてペースト状にしたもので、ホブスやピタパンなどのパンや生野菜に乗せて食べるのが一般的です。
レディーガガ、アン・ハサウェイといった海外セレブがダイエット食として取り入れたことや映画「セックス・アンド・ザ・シティ2」で登場人物のひとり・サマンサ・ジョーンズが劇中でホルモン補給として食べていたことで2010年頃から話題になりました。
最も手軽な料理としては、野菜スティック+フムスというディップとして使うメニューになるでしょう。
「フムス」として製品化されているほか、専門店も登場するなど美容・健康にアプローチする食品として日本でも注目が高まってきています。
美容に適した食材ばかり
海外セレブも注目のフムスにはどのような効果が期待できるのかを原材料から見てみましょう。
高タンパク低カロリーの「ヒヨコ豆」
フムスの原材料はヒヨコ豆。
マメ科の植物でヒヨコのような形をしていることから命名されていますが、別名・ガルバンソ、エジプト豆、チャナ豆などとも呼ばれています。
タンパク質や食物繊維、ミネラルが豊富で脂質が少ないという特徴を持っていることからダイエットに適した食材と言えます。
タヒーニ
日本国内では練りゴマに極めて近い食品です。
ゴマ自体、特に栄養価が高い食材として知られており、カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛などミネラルが豊富でリグナンと呼ばれる抗酸化物質も含んでいることから美肌など美容において有用と考えられています。
オリーブオイル
オリーブという植物の果実から抽出した油がオリーブオイルです。
カロリー自体は他の植物オイルと同等で決して低いモノではありません。
オリーブオイルは、オレイン酸という悪玉コレステロールを低減させる成分が健康に良いとして注目されています。
また、抗酸化作用を持つポリフェノール、美肌には欠かせないビタミンEが豊富と言う点も美容が気になる女性には気になるところです。
ニンニク
ニンニクと言えば滋養強壮のイメージが強い食材。
さらに、その匂いから女性が避けがちです。
しかし、ニンニク(正確には調理したニンニク)にはビタミンB1の吸収効率をアップする働きを持つアリシンが含まれます。
ビタミンB1は糖質の燃焼や代謝に深く関わっており、豚肉などに多く含まれます。
糖質は過剰摂取すると脂肪のもとになるため、その分解を促すアリシンが含まれるニンニクはダイエットが気になる女性におススメしたい食材なのです。
レモン
抗酸化作用の強いビタミンCを豊富に含み、コラーゲンの産生を促す働きがあることからレモンと美容効果は強いイメージで結ばれています。
美肌・アンチエイジングなどが気になるなら是非レモンを使った料理を食べましょう。
フムスの作り方
フムスの原材料に含まれる成分がどれほど美容に有効なのかが分かったところで、基本的な材料と作り方をご紹介します。
材料
ヒヨコ豆の水煮 | 200g |
タヒーニ(練りごまでも代用可) | 大さじ2 |
オリーブオイル | 大さじ3 |
にんにく | おろしで小さじ1ほどの量 |
レモン | 1/2個 |
塩 | 小さじ1 |
水 | 30cc |
ヒヨコ豆は水煮缶か乾燥豆がスーパーで売られているケースが多いので、入手困難ということ無いでしょう。
生のヒヨコ豆は入手が難しいはずなので、水煮 or 乾燥を使いましょう。
また、タヒーニが無い場合はスーパーで売っている練りゴマでもOKです。
レシピ
- ヒヨコ豆の水煮が無い場合は、鍋で似てから使う
- ニンニクをみじん切りかおろしにしておく
- レモンを搾っておく
- ヒヨコ豆・タヒーニ・にんにく・レモン搾り汁・塩・水をフードプロセッサーやミキサーなどに掛ける
- 混ざったらオリーブオイルを入れる
以上でフムスの完成です。
これは基本的な作り方なので、さらにバリエーションを増やす、よりおいしいもフムスを作りたい場合はインターネットのレシピサイトや書籍でレシピを覚えましょう。
フムス専門店?
「VEGE STAND(ベジスタンド)」が東京・新宿のマルイ本館、地下1階に誕生しています。
⇒ VEGE STAND – fast vegetable deli.
メディアではフムス専門店とされていますが、サラダ専門店でフムスも取り扱っているという書き方の方が正確かもしれません。
イートインコーナーもあり、店内で食べてもフムスを購入するだけでもOKです。
野菜スティックなどのディップソースとして手頃なサイズで、プレーンとバジルの2種類のフムスが480円で発売されています。
ちなみに、ベジスタンドで扱っているフムスはインターネット通販でも購入が可能。
興味がある方は是非チェックしてみてください。