小豆水が大々的に注目を集めるようになったのは、テレビ番組で紹介されたことから。
作り方も簡単でお手軽なことから世間的に注目を集めるようになりました。
小豆水のポイントは小豆ポリフェノール
この成分がダイエットや美容に有効な効果をもたらしてくれます。
では具体的な成分や効果、小豆水の作り方・飲み方についてご紹介しましょう。
小豆の茹で汁はポリフェノールが豊富
小豆は、赤い皮の部分にアントシアニンと呼ばれるポリフェノールや亜鉛などのミネラルを多く含んでいます。
小豆を茹でるという行為は、小豆に含まれるポリフェノールの多くを抽出する行為に等しいものです。
小豆の持つポリフェノールには抗酸化作用を始め、脂肪吸収の抑制や血管拡張作用、血糖値上昇の抑制など美容や健康にもプラスに働く成分が多く含まれています。
この効果効能については研究結果でも示唆されており、マウス実験では脂肪吸収と体重増加の抑制が確認されています。
小豆水のダイエット効果は決して根拠のな不確定な情報というわけでは無いことがわります。
企業も同様に小豆の茹で汁(渋切り水と呼ぶそうです)に着目。
粉末状に加工し製品化、様々な食品にも利用されています。
1週間で-3.6kgも!ダイエット効果
TBS系「ピラミッドダービー」で小豆ダイエットに挑戦した女性お笑いコンビ「北陽」の伊東さおりさん。
彼女は67.6kgの体重が、1週間の小豆水ダイエットで64kgに減少。
なんと-3.6kgを達成しました。
もちろん、ダイエットには個人差があります。
また、小豆水を飲めば暴飲暴食をしてよいわけではありませ。
あくまでバランスの良い食事や摂取量の考慮が必要になりますが、結果としてたった1週間で3.6kgのダイエットに成功しています。
では、その小豆水の作り方を見て行きましょう。
「小豆水」の作り方
小豆水は簡単に言えば小豆の茹で汁を冷ましたものです。
その為、作り方も簡単。
小豆を煮て汁だけを抽出すれば完成となります。
用意するもの
材料の小豆と水。
調理用具として鍋とザル、ボウルを用意しましょう。
鍋に小豆と水を入れる
小豆50gに対して、水500ccを用意。
鍋に投入します。
煮る
小豆を30分ほど煮ます。
じっくりと煮ることで小豆ポリフェノールが抽出されるのです。
茹で汁を取り出す
鍋の汁をザルでこしてボウルに移します。
人肌程度に冷ます
小豆の茹で汁を人肌くらいの温度に冷ましたら小豆水の完成です。
「小豆水」の飲み方
最後に小豆水の効果的な飲み方をご紹介しておきます。
1日3回、食前30分以内に飲む
1日3食、朝・昼・晩の食事前30分以内に小豆水を飲むと良いようです。
小豆ポリフェノールには血糖値抑制の働きが見られることから、食前に摂取しておくことで食事中の血糖値上昇が緩やかになります。
理屈としては、食事の最初に野菜を摂取しておく方法と同様です。
野菜の摂取に関しては、詳しくは別の記事で取り上げていますのでご覧ください。
摂取量は300cc~1Lで
あまり過剰に摂取すると下痢などの恐れもあるので、1日の摂取量は300cc~1リットルとされています。
小豆は食べてもOK
小豆水を目的にすると茹でた小豆の用途に困りますが、1日100gほどであれば食べてもOKです。
小豆を煮ると小豆ポリフェノールが水に移りますが、小豆にもある程度の成分は残ります。
保存は期待しないで
日持ちがしないため、作ったら早めに消費しましょう。
まずは1週間
以上、小豆水の成分・効果と作り方&飲み方でした。
見ての通り、お手軽に作る事ができます。
まずは一度、一週間ほど試してみてはどうでしょうか?
小豆はスーパーでも購入が可能な食材です。
価格はピンキリですが、1袋で300円~400円といったレベルで入手できるはずです。