NHK「あさイチ」でも紹介され注目を集める美しい肌を作るための美肌菌
菌と言われると、美肌とは程遠いイメージがあります。
「何も考えずにしっかりと洗顔すれば良い」
というのは古い発想です。
肌に存在する菌こそが、美肌を作るために重要な働きをしているのです。
美肌菌とは?
肌には常にいくつもの菌が存在しています。
その多くは無害な菌と言われていますが、ニキビを引き起こすような悪影響を及ぼしたり、逆に肌を保護し良い影響を与えたりと様々です。
美肌菌はそんな肌に良い影響を及ぼす菌のひとつ。
一般には表皮ブドウ球菌を美肌菌と呼んでいるようです。
この表皮ブドウ球菌には肌の老廃物である皮脂や汗、垢などを分解してグリゼリンを作り出す働きがあります。
グリゼリンは保湿性を持つ成分。
皮膚の乾燥を防止することで肌にうるおいを与え、外敵から守る肌バリアを張ることで美肌づくりに役立つのです。
簡単にまとめると天然の美肌成分を作る善玉菌と言えます。
美肌菌を育てる方法
美肌菌は肌の環境を適度に整えることが重要です。
美肌菌は肌に常駐する菌ですが、洗顔フォームなどを使って意識せずに洗うとキレイに流されてしまいます。
美肌菌は繁殖に8~12時間かかると言われていますので、時間帯と洗顔の方法が重要。
よく紹介される方法として、朝は水だけの洗顔、夜は洗顔料でやさしく洗う方法です。
洗顔も含め、育菌のためのポイントをいくつかピックアップします。
朝の洗顔は水だけ
朝は洗顔料を使わずに水、もしくはぬるま湯のみで洗顔すると良いと言われます。
これは医師による調査でも美肌菌の増殖が確認されています。
コスメも使わず、3日間水洗顔だけで過ごすと、美肌菌が本来の状態に戻るため、なめらかでツルツルな肌になる。
水か38℃ほどのぬるま湯で顔全体をすすぐように洗いましょう。
皮脂やニキビが酷い場合のみ、洗顔料を使ってその部分のみを優しくフォローします。
夜の洗顔は洗顔料でやさしく
洗顔する際には、こすらずにやさしく行うこと。
”ごしごし”と強く洗ってしまえば肌の美肌菌を根こそぎ洗い流してしまうので、美肌菌が無くなってしまいます。
肌の角質層はとても薄いため、ごしごしと洗うと壊れてしまい存在していた美肌菌も失う事になります。
石鹸や洗顔フォームをしっかりと泡立てて(もしくは泡の洗顔フォームで)、こすらずに肌に馴染ませるように洗いましょう。
角質層を壊さずに美肌菌を残すことができます。
しっかりと保湿
美肌菌の育成には水分環境も重要です。
乾燥していると美肌菌の繁殖を妨害することになります。
洗顔の後は保湿クリームや乳液を使って肌に潤いを与えましょう。
防腐剤やアルコール入りのスキンケア用品は逆に美肌菌の数を減らすことになるので注意!
運動で汗をかく
汗や皮脂といった肌表面の分泌物は、美肌菌のエサとなります。
美肌菌は睡眠中にエサを食べて増殖するため就寝前に軽く運動して汗をかくと美肌菌のエサが増えることに。
美肌菌が育つための環境が整うので、寝る前の運動がおススメです。
美肌菌を育てるおススメのコスメ
「美肌菌の育成をサポートするためのコスメアイテムはないのか?」
という点は多くの女性がきになるところ。
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