海外セレブが実践していることで話題に火が付いたアルカリ性ダイエット。
これは食品を酸性とアルカリ性に分類し摂取比率を調整することで痩せやすい体質を目指そうとする方法です。
酸性やアルカリ性といったダイエットに不向きな単語が登場すると、いまいちピンと来ないかもしれません。
そこで、具体的なやり方やどんなダイエット効果をもたらしてくれるのかなどアルカリ性ダイエットについてもう少し詳しく踏み込んでみましょう。
本当に痩せるかどうかという結果も重要ですが、まずはどんなダイエットなのかを知らないことには信ぴょう性も判断できないのですから。
アルカリ性ダイエットとは?
改めて、アルカリ性ダイエットは食品を酸性とアルカリ性に分類し「酸性:20%」「アルカリ性:80%」の比率で食べるというダイエット方法です。
- 酸性・・・肉 / 魚介 / 卵 / 乳製品 / 米 / パスタ / 砂糖など
- アルカリ性・・・野菜 / 果物 / 豆腐 / 大豆 / 海藻類 / きのこ類 / ナッツ類 / オリーブオイル / 水など
酸性とアルカリ性を「2:8」の割合にすることで、体内のpHバランスが理想的に保たれます。
pHバランスについて
pHバランス(ペーハーバランス)とは酸性・中性・アルカリ性の比率。
pH値は酸性の濃度を表す数字で、7を中性として、小さければ酸性、大きければアルカリ性を示します。
酸性を20%、アルカリ性を80%にするアルカリ性ダイエットはpHの値を7.35~7.45という弱アルカリ性の範囲に保つことを目的とします。
pH値に関する詳細は別の記事にもまとめているのでご覧ください。
ダイエットの効果
pHバランスを7.35~7.45という弱アルカリ性の状態に保つことが、なぜ理想なのでしょう?
人間のカラダは体液が中性から弱アルカリ性に保たれることで細胞が働きます。
酸性・アルカリ性のどちらかに強く偏ると体内の酵素がうまく機能しなくなるため、腎臓が水素イオンの排出を調整することでpHバランスを保っていると言います。
このことを踏まえてアルカリ性ダイエットの効果について。
食品を「酸性2・アルカリ性8」という弱アルカリ性のバランスで摂取することによって腎臓や肝臓の負担を減らします。
これによって腸の働きが活性化し痩せやすい体質になっていく、これがアルカリ性ダイエットで目指す効果になります。
一般的な摂取量・カロリーを制限するダイエットとは異なり食べるものの質を工夫するダイエットです。
やせ体質ももちろん魅力的ですが、「食べることができない」という強いストレスから解放される点が最大のメリットとも言えるでしょう。
アルカリ性ダイエットのやり方
アルカリ性ダイエットの実践方法は、何度も登場している通り食品を「アルカリ性80%:酸性20%」の比率で食べることです。
そうは言っても、結局何をどう食べていいのか考えるのは大変なはずです。
インターネットのレシピサイトを参照すると良いでしょう。
こちらの記事にはアルカリ性ダイエット向きのレシピが掲載されているので一番手っ取り早いはずです。
またアルカリ性ダイエットの専門書ではありませんが、海藻や野菜などアルカリ性食品を豊富に用いたレシピが紹介されている書籍も参考にされると良いでしょう。
巷で話題の完全食「スピルリナ」もアルカリ性食品として有名です。
サプリメントとして発売されているのでアルカリ性食品を多めに摂取することが難しい場合は一度ご利用を検討してみるのもひとつの手だと思われます。
まずはご自分の生活環境に適した方法でアルカリ性ダイエットを開始してみましょう。