デコルテニキビの対処と予防の方法

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デコルテニキビの原因と対策 スキンケア

デコルテにニキビが出来てしまった・・・どうしよう!?

対処方法を調べても分からないとお困りではありませんか?

ニキビと言えば顔に出来るものという一般的なイメージが先行していて、意外にもデコルテのニキビについては情報が少ないものです。

  • なぜデコルテにニキビが出来るのか?
  • どうやって治せばよいのか?

原因と対処法をしっかりと把握して、ニキビが出来たら直ぐに行動に移せるよう準備しましょう。

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皮膚科受診を勧める2つの理由

ニキビは皮膚の病気です。

基本的にはデコルテにニキビが出来たら皮膚科で診察してもらうことをおススメします。

その理由は大きく2つあります。

ケアしにくい場所

デコルテは気付きにくくケアが漏れがち

顔のニキビに比べてデコルテのニキビはケアしにくい場所にあります。

顔にニキビが出来たらおそらく直ぐに気づくでしょう。

メイクや身だしなみなど、毎日鏡に向かっているからです。

しかしデコルテに出来た場合、案外気づかないものです。

気付かぬうちにニキビが悪化した・・・ということも十分にあり得ます。

ニキビも皮膚科受診の十分な理由となります。

さらに悪化する前に専門家の判断を仰ぐことが何よりの対処法となります。

似た病気の存在

皮膚科の受診をおススメするもう一つの理由は、ニキビに似た病気の存在です。

ニキビと思っていたら実は細菌性の病気だった、というほど間違えやすい症状が存在しています。

  • マラセチア毛包炎
  • 帯状疱疹

帯状疱疹は痛みを伴うため、比較的判別しやすいですが、そもそも帯状疱疹の存在を知らなければ「痛いニキビ」と思ってしまうかもしれません。

どちらにしろ素人判断で何とかできるものではありません。

正確な判断を仰ぐためにも皮膚科を受診することが最善と言えます。

ニキビって何?

ニキビが気になる

以上のように、最も安全なデコルテのニキビ対策は皮膚科です。

それを踏まえた上で、デコルテとニキビについて理解を深めてみましょう。

そもそもニキビが何なのかご存知でしょうか?

後述する理由から、毛穴が汚れで詰まって炎症を起こしてしまうために発生します。

悪化するとクレーターなど消えない跡が残ってしまう恐ろしいものなのです。

何故デコルテにニキビが出来るのか

肌の常在菌

肌には常在菌と呼ばれる菌が常に存在、その数は約10~20種・100億~1兆個以上とも言われます。

代表的な常在菌は、美肌菌とも呼ばれる表皮ブドウ球菌や顔のニキビの原因とされるアクネ菌でしょう。

善玉・悪玉・日和見。肌の代表的な常在菌

美肌菌は肌に良い影響を与えてくれる菌でその存在や育て方に注目が集まっています。

アクネ菌はニキビ肌が気になる人にはお馴染みの名前。
ニキビ対策用の洗顔剤にもアクネ菌の名前が掲載されているのでとても知名度の高い菌と言えるでしょう。

美肌菌やアクネ菌については、それぞれ別の記事で取り上げているのでそちらをご覧ください。

デコルテの常在菌

さて、デコルテの話です。
デコルテに出来るニキビはマラセチア菌という細菌が増殖して引き起こされます。

このマラセチア菌はカビの一種。
背中や肩、二の腕、胸、デコルテなどカラダに出来るニキビの原因として知られています。

マラセチア菌がデコルテニキビの原因となる流れ

マラセチア菌は皮脂を分解する酵素「リパーゼ」を分泌、皮脂を遊離脂肪酸とグリセリンに分解します。
この遊離脂肪酸が酸化すると過酸化脂質という毒性のある物質に変化することで炎症(ニキビ)が発生するのです。

マラセチア菌が増殖する原因

汗・皮脂による毛穴の汚れ

毛穴の汚れ

毛穴という閉鎖された環境には、皮脂や汗・汚れなどが溜まりやすくなります。

マラセチア菌は皮脂や湿気などを好むため、汗をかいてそのまま放置しておくと毛穴に存在するマラセチア菌が繁殖へと繋がってしまうのです。

シャンプー&ボディソープの洗い残し

ボディウォッシュ

シャンプーやボディソープの洗い流しが不十分なため体に付着していた場合、その成分が炎症を引き起こす可能性があります。

デコルテの場合はボディソープの洗い残しが原因となるかもしれません。
十分にシャワー・お湯で洗い流してマラセチア菌の繁殖環境を作らないようにしましょう。

生活習慣の乱れ

病気やストレス

毛穴に皮脂が詰まることでニキビが出来る危険性があります。
皮脂は個人差だけでなく、生活習慣の乱れによって過剰に分泌します。

脂の多い食事、睡眠不足、ストレスなど現代社会にはニキビを誘発する状況が渦巻いているのです。

生活環境は人によって大きく異なります。
『無理!できない!』
という人も多いかもしれませんが

  • たんぱく質や食物繊維など栄養バランスを考えた食事
  • 十分な睡眠時間の確保
  • 可能な限りストレスを溜めない
  • ストレスは発散する

といったことを普段から意識してみましょう。

衣類の刺激&乾燥肌

衣類・アパレル

衣類や下着が肌に合わない生地で出来ていた場合はニキビを引き起こすこともあります。

また、乾燥肌の場合は肌を守ろうとするために過剰に皮脂を分泌します。
それが結果的に毛穴を塞ぎニキビの原因となる危険性もあるのです。

常に肌を過剰に刺激しない環境を作るように普段から意識していくことが大切です。

皮膚科の処方から見るニキビ治療

美容の為に診察や治療も

ニキビの主な原因は、毛穴の汚れによる炎症です。

その為、皮膚科ではビタミン摂取、抗炎症作用などの処方が多いそうです。

炎症が酷い場合は抗生物質なども登場します。

ビタミンは皮膚の再生に重要な成分です。

抗生物質やステロイドなどで炎症を抑えた上で、皮膚のターンオーバーによる回復が期待できます。

ニキビにならない為のケア方法

基本的にデコルテに出来たニキビは医師の診察が最も有効になります。

しかし、根本的な治療が難しくても普段の心がけで未然に防ぐことは十分に可能です。

ニキビが出来る原因は先に述べた通りです。

ということは、それを回避することが予防への近道になります。

汗は優しいタオルで拭う

タオルで汗を拭う女性

デコルテニキビが出来る最大の理由は、毛穴の汚れから来るマラセチア菌の繁殖です。

毛穴の汚れ、それは皮脂やホコリ、そして老廃物の混ざっている汗などが該当します。

汗をかいた場合は、吸水性が良く肌に優しい素材で出来たタオルで拭いましょう。

良いタオル選びのポイント

タオルはまさにピンからキリまで様々な製品が存在しています。
無数と言っても良いでしょう。

良いタオル選びには5つのポイントがあります。

  • 肌触り
  • 吸水・速乾
  • 耐久性
  • 清潔
  • 値段

デコルテニキビ対策は汗を拭う事。
つまりこのケースでタオルに求められる要素は

清潔・吸水・肌ざわり

の3点になります。

吸水は文字通り水を吸い取るチカラ、肌触りはタオルの柔らかさ。
この2点は日本製のタオルであれば概ね質は高めなので、どれを選んでもデコルテニキビ対策としては十分と言えます。

清潔に関してはしっかりと洗濯すれば良いのですが、タオル自体にも制菌処理が施された製品もあるのでオススメです。

ボディソープ選び

ボディソープはオーガニックで肌に優しく、それでいて毛穴の汚れも落ちるモノがベストです。

おすすめはドクターブロナーの「マジックソープ」
昔から口コミ評価の高いボディソープで、肌のトラブルに悩む女性も多く愛用・支持されています。

これを使い始めてからニキビが出来なくなったという利用者もいるほどです。

他に使い慣れたボディソープがあればそちらでもOKですが、どれが良いのか決めかねているならマジックソープを試してみてはどうでしょう?

ボディウォッシュの最後は洗い残しが無いようにしっかりとお湯でキレイにしてください。

規則正しい生活

毛穴を塞ぐ皮脂は、生活習慣の乱れからホルモンバランスが崩れて過剰に分泌します。

  • 脂っぽい食事は控えめに、野菜を多めに摂取する
  • 睡眠を十分にとる
  • スポーツや趣味などストレスは適切に発散する

食事や運動については、別の記事で取り上げていますのでそちらを参考にしてください。

太らない食事の方法

https://beauty-lib.com/diet-food-control

適度にストレス発散する運動

https://beauty-lib.com/diet-sports-method

ケア用品で潤いを

デコルテのニキビ用クリームなどを使う事で、適度に潤いを与えて、尚且つ炎症を抑えてニキビを防ぎましょう。

クリスタルモーションには、「グリチルリチン酸ジカリウム」や「プラセンタエキス」が配合されているため炎症を抑え荒れた肌を整えてくれます。

「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「プラセンタ」など美容・美肌に効果的な成分も含まれているのでおススメです。

他にもデコルテケア用のおすすめコスメを別の記事で取り上げているのでご覧ください。

治療は医者、予防は規則正しい生活を

デコルテにニキビが出来てしまったら、皮膚科で薬を処方してもらうのが一番早い治療法です。

その時は、美容クリームなどを探す前に早めに病院へ行きましょう。

まだニキビは出来ていない、もしくは完治したという人は、今後デコルテを美しく保つために予防に関する知識やアイテムをお役立てください。

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