2017年1月1日から発売が開始された「ポーラ リンクルショット メディカル セラム」が1か月で25万個、36億円の販売実績を発表しました。
ポーラ・オルビスグループの株式会社ポーラ(本社:東京都品川区、社長:横手喜一)は、2017 年1 月1 日に発売した日本で初めて承認されたシワを改善する(※2)薬用化粧品「リンクルショット メディカル セラム」が、発売から1 カ月で販売計画を超過する約25万個、約36億円の販売実績となりました。
通常、化粧品が「シワの改善」という具体的効能を打ち出すことはありませんが「リンクルショット メディカル セラム」はシワ改善化粧品として日本初の承認を受けた製品です。
当然、加齢による肌のシワに悩む女性は興味を示すでしょう。
好調な売り上げも当然と言えます。
さて、今回はまだ「リンクルショット メディカル セラム」を知らない女性に向けて製品の特性を分かりやすく整理していきます。
最大の特徴は「シワ改善」
改善や解消といった具体的な効果は薬という扱いになります。
当然そんな製品を発売するには国の承認を得なければなりません。
これは薬事法(現在は薬機法に変更)という法律で定められた規制です。
美容系のサプリメントがこれらの効果効能を具体的にアピールできないのは、まさにこの点に抵触するというのが理由になります。
サプリメント製品の販売には「〇〇をサポート」「××にアプローチ」など具体性に欠けたキャッチコピーが躍っているはずです。
メーカーが可能な限り間接的に製品をアピールしようとした結果生み出された表現なのです。
「リンクルショット メディカル セラム」がシワの改善を堂々と示しているということは、つまり承認を得た製品ということになります。
公式サイトには「日本で唯一、シワを改善する薬用化粧品」銘打たれています。
シワが出来るメカニズムとは
皮膚の内側で起こる軽い炎症により、皮膚がハリや潤いを保つためのコラーゲンやエラスチンが減少していきます。
その状態で皮膚に伸縮が起きて屈曲することで肌のシワが出来るとされます。
シワの原因については別の記事でも取り上げているのでそちらをご覧ください。
シワが改善される理由
以下はポーラが2016年7月14日に公表した「史上初!「シワを改善する」効能の医薬部外品ポーラ化成工業が製造販売承認を取得」に記されている内容の要約です。
皮膚の内側で起こる炎症の際に好中球と呼ばれる白血球の一種が集まって「好中球エラスターゼ」という酵素を過剰分泌されます。
この酵素がコラーゲンやエラスチンといった肌に必要な成分を分解・減少し、さらに皮膚に屈曲が加わることでシワが出来るというのは先にも説明した通りです。
つまり、裏を返せばコラーゲン等の分解を促す「好中球エラスターゼ」の働きを抑制出来ればシワの改善に効果が見られるはず。
そのために開発されたのが「ニールワン(NEI-L1)」という医薬部外品成分と「ニールワン真皮浸透処方」です。
※成分名は「三フッ化イソプロピルオキソプロピルアミノカルボニルピロリジンカルボニルメチルプロピルアミノカルボニルベンゾイルアミノ酢酸ナトリウム」
簡単にまとめると
長くて難しい成分名が出てきて既に難しくなっている節もありますが、簡単にまとめると次のようになります。
「肌のシワを解消する成分「ニールワン」と成分を肌の奥に届ける「ニールワン真皮浸透処方」がシワを改善する、その効果は国に承認されたもの」
実際の効果について
性能を評価する試験では、12週間で被験者の7割が目じりのシワに改善を感じたと好評されています。
シワは女子が抱く肌の悩みのトップ3に入るほど多くの女性が持つものです。
サプリメントとは違い、具体的な改善効果を打ち出した医薬部外品としての化粧品は悩む女性にとって渡りに船だったのでしょう。
それが1か月で25万個、36億円の売り上げに繋がっているようです。
購入方法
「ポーラ リンクルショット メディカル セラム」がシワを改善するのであれば是非とも購入したいと考える女性は多いでしょう。
情報に強い女性なら既に入手しているかもしれませんが、今回初めて知った肌のシワに悩む女性も多いはず。
商品は全国の「ポーラ ザ ビューティー」や「百貨店ポーラコーナー」、インターネットのショッピングサイトなどで購入可能です。
従来の類似製品に比べて格段に信頼性が増しているシワが改善する化粧品。
シワに悩む40代以上の女性には特に気になるアイテムではないでしょうか?