スキンケア

ヒアルロン酸が美肌に効果的な理由と補給の方法とは?

ヒアルロン酸の効果・働き・補給方法とは?

ヒアルロン酸ってどんな効果があるか知っていますか?

保湿のイメージが頭に浮かんでいるのでしょうか

ヒアルロン酸は肌にうるおいを与える凄い特徴を持っているのでコスメやサプリメントに配合されるスーパー美容成分

この記事ではそんなヒアルロン酸が肌に対してどんな働きをするのか、具体的にわかりやすく解説しています。

乾燥肌やシワ、年齢肌の悩みが出てきた女性はヒアルロン酸の効果に注目しましょう!

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸の構造

ヒアルロン酸は糖質の一種。

2つの糖(Nアセチルグルコサミン&D-グルクロン酸)で出来たグリコサミノグリカンが複数つながった構造。

分子量で言えば100万~1000万レベルという大きい高分子な物質です。

分子と原子

原子と分子をジグソーパズルに例えると

物質の特徴を維持したままで分割ができる最小の単位で、いくつかの原子の集合体。
原子は特徴の維持を無視して分割した最小の単位。

かんたんに言い換えると、モノの原料が原子、原料を組み合わせたパーツが分子です。

【水の例】
水の状態で最も小さくしたものが分子。
水を水素と酸素まで分解したものが原子で、H2OのH(水素原子)やO(酸素原子)のこと。

ちなみに、イオンは原子や分子が電荷(電気)を持った状態のことを指します。

コラーゲンとヒアルロン酸の違い

繊維芽細胞とコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸

成分的な違いを見ると、コラーゲンはタンパク質、ヒアルロン酸は糖質で出来ています。

コラーゲンが肌のハリや弾力を作るのに対して、ヒアルロン酸は肌のうるおい維持を行います。

二つとも肌の真皮に存在しており、エラスチンと共に美肌を作る重要な成分です。

ヒアルロン酸の特徴と働き

保水が凄い

ヒアルロン酸の注目ポイントは高い保水能力です。
ヒアルロン酸1g中に2~6ℓの保水が可能とされています。

ヒアルロン酸1gに2~6ℓの水を持てる

専門的にならないように分かりやすく言うと

1グラムのヒアルロン酸に500mlペットボトル4本~12本の水を含ませる事ができる

となります。

体内でどんな役に立つ

これだけだと、ヒアルロン酸が何だかスゴイとは思えても何の役に立つのかが良く分からないでしょう。
具体的にカラダのどこでどんな働きをしているのかを確認してみます。

ヒアルロン酸はカラダの様々な部分で水分の保持を行っていますが、それが特に目立つのは次の3つのポイントです。

肌のうるおい

肌に必要な保湿・潤い

肌を美しく保つには水分が必要です。

肌は適切なサイクルで生え変わることで健康的&美しい肌が維持されます。
これをターンオーバーと呼びますが、肌に水分が不足するとサイクルが乱れて肌が上手く生え変わらず荒れてしまいます。

詳しくは後述しますが、肌にうるおいを与えるスキンケアは重要な意味を持っていることになります。

関節の潤滑油

ひざ関節の各部位名称

関節には髄液(関節液)と呼ばれる液体が充満しています。
この髄液は関節の動きを滑らかにして負担を減らす働きとすり減った関節の軟骨を修復するための栄養供給の働きを持っています。

そのため、年齢による関節の痛みや炎症、動きにくさといった症状を緩和するためにヒアルロン酸の注射という治療も行われます。

眼球にも

コラーゲンで出来ている眼球の硝子体

眼球にはレンズの後方に硝子体(しょうしたい)と呼ばれる白い部分があります。
硝子体はコラーゲンやヒアルロン酸といった肌の真皮に含まれる美肌成分も含まれているのです。

保水機能が高いヒアルロン酸はドライアイ対策として目薬にも使われるケースがあります。

ヒアルロン酸の美肌効果

ヒアルロン酸が注目される一番の理由が美容、特に肌への効果です。

肌の水分アップで美肌づくり

ヒアルロン酸が美肌を作るために重要というのは決して大袈裟な話ではありません。

肌の水分量のイメージ

健康的で美しい肌を作って維持するには、肌にたくさんの水分が必要になります。

環境や個人差に依存する部分が大きいですが、体重の40%を最低ラインとしてそれ以上50%~60%を目指すのが理想的と言われます。

理想的な肌の水分量

~25%
乾燥状態
肌がすごくカサついてツヤも見られない
26~35%
少し乾燥状態
肌にカサつきが見られる
36~45%
うるおい状態
標準として目指したい水分量
46~55%
しっとりうるおい状態
水分量が多く肌のキメが整う
理想的な肌の水分量
56%~
とてもしっとりうるおい状態
肌の水分量は文句ないレベル
キメ細やかでハリツヤもバッチリ
最終的に目指したい肌水分量の領域

肌に水分が不足すると・・・

水分量が不足すると

  • 紫外線や細菌など外部刺激から守る肌のバリア機能が弱体化
  • 一定の間隔で作られる新しい肌細胞(ターンオーバー)が乱れることで古い肌が残ってしまう

が引き起こされます。

肌バリアとターンオーバー
肌バリアによるガードと保湿の働き
肌のターンオーバーは28日周期で肌が入れ替わる新陳代謝

ダメージを受ける ⇒ 肌の機能と見た目が劣化する

という悪循環が繰り返されることで、肌にはシワやシミ、くすみ、その他の様々な肌トラブルを招くのです。

逆に言えば肌が十分な水分量を保持することが美肌づくりの近道だとも考えられます。

ヒアルロン酸の持つ保水力はこういった理由で美肌づくりにとっての大きな役割を果たすのです。

しなやかな肌を作る

ハリと弾力のある肌

ヒアルロン酸は粘性を持つ物質で表皮より深い位置にある真皮に多く存在。

粘性、つまり弾力があるためクッションのような役目を果たします。

コラーゲンと同様にモチモチとした弾力のある肌を作るためには必要な成分。
さらにエラスチンを加えたコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の3つは美肌づくりに欠かせません。

ヒアルロン酸は老化で減っていく!?

ヒアルロン酸は年齢を重ねると体内の含有量が減少します。

ヒアルロン酸は加齢で皮膚含有量が変化する

ヒアルロン酸の肌含有量と年齢の関連データを調べると、だいたい2つのケースに集約されました。

上記グラフの通り、40歳過ぎまで100%を維持するケースと、30歳までに65%まで減少するケースです。

計測環境や体調、個人差など様々な要素があるのですべての人がどちらかのケースに当てはまるわけではありません。
しかし、どちらにしろ年齢を重ねればヒアルロン酸が減少するのは間違いないようです。

水分を保持するヒアルロン酸が肌から減るということは、つまり肌が健康的で美しい状態を保てなくなるということです。
肌荒れやシミ・しわ・くすみなど年齢が肌にダイレクトに現れます。

ヒアルロン酸が減少した肌の対策

ではヒアルロン酸の減少による肌の衰えにはどう対処したらよいのか?

ということを突き詰めたのがコスメやサプリメントを利用したスキンケアです。

方法はいくつか考えられますが、大きく分けると

  • 体内のヒアルロン酸を増やすための方法
  • 不足するヒアルロン酸を直接的に補給する方法

の2種類になるでしょう。

この2種のどちらか、またはどちらも行える方法として挙げられるのが次の3つの方法です。

体内のヒアルロン酸づくりを促進

ヒアルロン酸は、真皮の線維芽細胞と表皮細胞で作られます。

線維芽細胞はコラーゲンペプチドを食べることで刺激され、体内でのコラーゲンやヒアルロン酸の産生量がアップする可能性があることがわかってきています。

詳しくは下のコラーゲンに関する記事の「コラーゲンを食べると増える理由」もご覧ください。

ヒアルロン酸の注射

ヒアルロン酸の注射は美容クリニックなどの専門的な機関で行う方法です。
注射器具を使ってカラダに直接ヒアルロン酸を注入します。

美容目的だけでなく関節の治療でも行われる方法です。

肌に限って言えば、ほうれい線やシワなど加齢による皮膚の衰えに対してヒアルロン酸を注入することでハリを与えることが主な目的です。
これ以上は医療行為の話になるので触れませんが、注射をすることで数ヶ月~半年ほどは恩恵を受けることも可能なようです。

料金に関しては、各クリニックや使用されるヒアルロン酸の量・質で異なるそうですが、だいたい3万~10万円といった価格帯で考える必要があります。

刺すヒアルロン酸パッチ

注射ではありませんが、似たような肌から注入する方法として「ヒアルロン酸パッチ」が市販されています。

極小サイズの結晶化したヒアルロン酸ニードルがパッチに配置されており、それを肌に貼ることで角層にヒアルロン酸を注入するというものです。

ヒアルロン酸パッチがどういったものなのかは別の記事でまとめていますのでそちらもご覧ください。

 

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