スキンケア

コラーゲンの肌効果とは?食べて摂取に意味アリと最新研究で判明

コラーゲンで美肌になる理由とは?食べても増える!?もう怪しい美容法ではない!

悩む女性の表情

『コラーゲンって怪しくない???』

あなたはこんな風に思っていませんか?

コラーゲンと言えば美肌づくりに良いと知られる一方で、食品やサプリメントを食べても肌に意味がないと言われて怪しい美容法のようなイメージになっていました。

しかし、それはもう昔の話です。

コラーゲンが美肌づくりに役立つのは間違いありませんが、食べて増やそうとする行為にもとても意味があるとわかったのです。

『そもそもコラーゲンって美肌にどんな役に立つの?』という疑問から『最新研究で見えてきた食べることの意味』までコラーゲンと美肌に関する情報を盛りだくさんでお届けします!

コラーゲンとは何か?

コラーゲンはタンパク質です。

美容の話題で、もつ鍋や豚足・豚骨など油分の多い料理にコラーゲンが多いと広まっていることから『コラーゲン = 油』と認識している人も多いようですが『コラーゲン = タンパク質』なのです。

肌細胞とコラーゲンの関係

タンパク質はアミノ酸という栄養素が集まりで出来ているので、コラーゲンもアミノ酸の繋がったものだと言えます。

もう少し詳しく言うと
アミノ酸が鎖のようにつながった状態、これが3本集まってらせん階段のようになっているのがコラーゲン
になります。

タンパク質やコラーゲンの体内における比率

コラーゲンは生きる上でとても重要な成分。
人間のカラダの約20%はタンパク質で出来ていますが、そのうちカラダを作るタンパク質の約30%がコラーゲン
そのコラーゲンの約40%が皮膚に存在すると言われています。

コラーゲンの種類

コラーゲンは種類も多く、わかっているだけでも約30種類。

そのうち肌に存在するのは9種類。
Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型・・・とローマ数字で分類されます。

I型コラーゲン
皮膚・骨・腱・血管
Ⅱ型コラーゲン
軟骨・硝子体(しょうしたい)
Ⅲ型コラーゲン
皮膚・血管
Ⅳ型コラーゲン
基底膜
Ⅴ型コラーゲン
皮膚・骨
Ⅵ型コラーゲン
皮膚・骨・血管
Ⅶ型コラーゲン
皮膚
硝子体&基底膜とは?

コラーゲンで出来ている眼球の硝子体

硝子体(しょうしたい)とは眼球の器官のひとつ。ガラス体の後方に存在し眼球の形状を保つ働きがあります。

表皮と真皮の間で肌を支える基底膜

基底膜(基底膜)は細胞の層と層の間にある膜のこと。
肌の場合は表皮と真皮の間に存在。
表皮を支えて、真皮と表皮を繋ぐ役目を持っています。

最も多いのがⅠ型コラーゲンで、肌だけでなく骨や腱、血管など全身でカラダを維持しています。
同じようにⅣ型、Ⅶ型も肌にハリ・弾力を与えるために必要となります。

肌に必要なコラーゲン

Ⅰ型コラーゲン / Ⅳ型コラーゲン / Ⅶ型コラーゲン

コラーゲンの働き

コラーゲンの基本的な働きは細胞と細胞を繋ぐことでカラダの組織を作ることです。
これは肌だけではなく、筋肉・骨・血管など全身に言えます。

コラーゲンはそれ自体が弾力を持っているので、細胞の間に存在することでカラダにしなやかさを与え、組織としての強度が増すのです。

コラーゲンの主な役割り
  • 細胞と細胞を結合してカラダの構造を維持
  • 酸素・栄養を供給する
  • 老廃物の排出

この記事もそうなのですが、コラーゲンは肌への効果がピックアップされます。

しかしコラーゲンは様々な利用が研究されていて、その中には医学的な効果や効能があるかもしれないという可能性も含まれているのです。

コラーゲンは関節痛や骨粗しょう症、血管の老化などにも関わる

例えば関節痛の軽減、血管の老化を予防して動脈硬化を未然に防ぐ、骨粗しょう症の症状を緩和、などが挙げられます。

骨粗しょう症の患者にコラーゲンを渡して1か月ほど飲み続けたら痛みが軽くなったという治験データもあるため、継続するとその効果があるのかもしれません。

コラーゲンが肌に与える効果

コラーゲンは美肌に良い

今は広く知られたスキンケアの知識になっています。

美肌を司るコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸

皮膚の約70%がコラーゲンで出来ているとも言われるほど肌には重要。
肌の細胞同士を結合、真皮でしっかりと表皮を支えるための肌の土台を作ります。

コラーゲン自身も弾力を持っているため、しっかりとした肌の土台をつくることでバネのように押せば跳ね返るもちもち肌へと繋がります。

逆に不足すれば土台も脆くなり肌からハリやツヤが消えてしまいます。
そしてハリが無くなった肌にはシワやたるみができて老化が加速する原因となってしまいます。

コラーゲンありなしで肌が変わる!見た目年齢も違う!

だからこそ美肌づくりにはコラーゲンが重要だと考えられているのです。

エラスチンとは?
タンパク質のひとつ。
真皮に存在し、コラーゲンを束ねる「繋ぎ」の役割りがあります。
コラーゲン同様に弾力性があり、もちもち肌の重要成分です。

コラーゲンが減少する原因

加齢によるコラーゲン減少

『20代から減少する』『20代はコラーゲン産生が活発になる』『30歳を過ぎると減少する』など年齢とコラーゲンの減少率については参照するデータやメディアによって異なります。

この記事は医学的な情報を扱うわけではありませんので、正確なコラーゲンの減少データは省略します。

ただ、確実に言えることは
残念なことにコラーゲンは年齢を重ねると減っていき、早ければ20代から、遅くても30代で減少が見られ始め、それ以降もコラーゲンは減少し続ける
ということです。

加齢によるコラーゲン減少のグラフイメージ

年齢でコラーゲンが減少する理由。
それは、体内のコラーゲンを作る働きが弱くなって量が減ってしまうから。

細胞は、言ってしまえば使い捨てです。
古い細胞は捨てられ新しい細胞に代わるという新陳代謝(肌のターンオーバー)によって支えられています。

年を取ると新たなコラーゲンが少なくなるので、若くモチモチとした肌を維持する材料が不足して、この生え変わりが成り立たなくなります。

これが年を取ると肌にハリが無くなりシワやたるみが増える理由のひとつです。

年齢を重ねてからコラーゲンの摂取をオススメされるのはこの加齢による減少のためです。

※グラフはMaturitas 18 (1994) 199-206のデータを参照

コラーゲンは紫外線でも減少

コラーゲンは紫外線を浴びることでも分解が促進されてしまいます。

肌は紫外線を浴びると分解酵素を2倍以上多く作り出すと言われていますが、この酵素がコラーゲンを分解してしまうのです。

紫外線が分解酵素を増やして肌のコラーゲンを分解してしまう

毎日紫外線を浴びることで肌のコラーゲンはダメージを蓄積して体内から減少してしまうわけです。

他にも紫外線はメラニンが沈着してシミになりやすいなど肌にとってはマイナスが多いことから、特に夏は肌が老化しやすいと考えられています。

コラーゲンの減少を止めるためにもエイジングケアが重要です。

コラーゲンは食べて補給できるの?

コラーゲン摂取論争

コラーゲンは食べれば増えるのか?

コラーゲンたっぷり!もつ鍋

これ、議論が真っ二つに分かれるテーマとして知られています。
『食べれば体内のコラーゲンは増える』という人もいれば、『食べてもコラーゲンの量は増えない』という人もいるのです。

コラーゲンのサプリメントに対して「怪しい」イメージがあるのは、このような背景も理由のひとつになっています。

しかし最近の研究ではコラーゲンを食べることは間接的なコラーゲン増殖に関わっているかもしれないということがわかってきました。

コラーゲンを食べる議論も「増える」方に意見が傾き始めたと言えるかもしれません。

コラーゲンを食べると増える理由

コラーゲンを食べると体内で分解されてアミノ酸やコラーゲンペプチドとして吸収されます。

コラーゲンを食べた時の体内コラーゲン産生が促される

この時にコラーゲンに含まれる特別なアミノ酸(※)が血液中に増えると、それを「コラーゲンが壊れている」というシグナルと勘違いしてコラーゲンづくりを促すというのです。

※ヒドロキシプロリンや水酸化プロリンなど

また、アミノ酸だけでなくコラーゲンペプチドとしても吸収されるのもポイント。

コラーゲンペプチの状態で吸収されると線維芽細胞を刺激して増殖。
線維芽細胞はコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった真皮に存在する物質を作り出す細胞。
これが増殖することで体内のコラーゲン産生が高まるのでは?と考えられているのです。

コラーゲンペプチドとは?

コラーゲン・ゼラチン・コラーゲンペプチド・アミノ酸

コラーゲンとはタンパク質の一種で、アミノ酸がつながって出来たものというのは説明した通りです。
逆に言えば、コラーゲンを分解すると1個のアミノ酸に辿り着くわけです。

コラーゲンペプチドはコラーゲンを分解した過程で出来る、アミノ酸がいくつか繋がったタンパク質のことです。

コラーゲンを分解するとゼラチンに、ゼラチンを細かく分解するとコラーゲンペプチドに、コラーゲンペプチドを細かくするとアミノ酸へと分解されます。

 

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