はちみつ洗顔とは文字通りはちみつを使った洗顔です。
ベタベタする甘い食べ物であり、美容のイメージとは程遠いでしょうか?
はちみつは食べ物のイメージが圧倒的に強いですが、実は美容液や洗顔剤にも使われているスキンケア食材でもあるのです。
実際にテレビや雑誌など各メディアで、はちみつの美容への利用は何度も取り上げられています。
ということで、この記事では
- はちみつ洗顔が肌にどのようなプラスの効果をもたらすのか?
- そのやり方とどんな蜂蜜を使うとよいのか?
といったはちみつ洗顔に関する話題を取り上げましょう。
はちみつ洗顔の効果
はちみつを使った洗顔が肌にもたらす効果は次のようなものです。
保湿・乾燥防止効果
はちみつは水分が約20%しか含まれていないため、とろみが強いという特徴があります。
空気中の湿気を吸い取る吸水性も抜群。
これが肌を覆う膜の役割を果たし、水分が蒸発して乾燥するのを防ぎ保湿性を高めてくれると言われています。
抗菌・殺菌・抗炎症効果
肌を覆うはちみつは浸透圧が高く雑菌が入り込むのを防いでくれます。
また、はちみつには酵素が過酸化水素水を作り、雑菌が繁殖・活動するのを抑えるという働きもあります。
肌の炎症、それにより引き起こされるニキビにはちみつが有効と言われるのは、こういった細菌に対する防御機能によるものです。
美肌効果
はちみつには美肌効果がある、と言われるのは含まれる成分に由来しています。
はちみつにはビタミンCやビタミンB6、亜鉛、ナイアシン、ポリフェノールなどが含まれています。
ビタミンCやポリフェノールは肌を若く保つ抗酸化作用、ビタミンB6やナイアシンは肌の炎症抑制・健康維持、亜鉛は肌の新陳代謝に関わるなど、美肌をつくるために欠かせない成分ばかりです。
美容製品にはちみつが用いられるのには、こういった成分の働きも注目されているからです。
はちみつ洗顔のやり方
はちみつ洗顔のやり方は簡単です。
自分で洗顔剤にはちみつを入れてオリジナル洗顔剤を使う、もしくははちみつ成分入りの洗顔剤を使うかの2通りに分けられますが、洗顔の流れは同じです。
食用はちみつを使う方法
通常の洗顔のやり方で、はちみつを加えるだけです。
そうすると洗顔剤の泡が通常よりもっちりとした弾力のあるものになります。
- 手を洗う
- 水、ぬるま湯で顔を軽く洗う
- 洗顔剤を泡立てる
- はちみつを適量(目安は小さじ一杯くらい)加える
- 洗顔する
- すすぐ
- 完了
洗顔に使うオススメはちみつ
洗顔の方法も重要ですが、もっと重要なのはどんなはちみつがオススメなのか、という点でしょう。
あくまで洗顔が目的なので、おかしな成分が入っていない肌に優しいはちみつを選ぶのが条件になります。
ということで、はちみつ選びの基準は国産の純度が100%(人工的な成分やはちみつ以外の糖が入っていない)のものを選びましょう。
例えば次のようなはちみつがオススメです。
国産以外でおススメなのはマヌカハニー。
ギョリュウバイという植物から採れるはちみつで、抗菌・美容効果が高いことから人気の高い製品です。
詳しくはマヌカハニーを取り上げた別の記事をご覧ください。
はちみつ入り洗顔洗顔剤を使う方法
市販の製品には、はちみつ成分が入った洗顔剤が発売されています。
こちらは通常の洗顔方法と手順は同様です。
洗顔に関する話題は洗顔方法を取り上げた記事をご覧ください。
以下、ネット通販で人気のおススメはちみつ成分入り洗顔剤です。
はちみつ洗顔せっけん&フォーム
市販のはちみつ洗顔せっけんと洗顔フォームについては、おすすめ製品を特集した記事でご紹介しています。
是非ご参考ください。
お試しの際の注意事項
あくまで民間療法的なものであり、効果が保証されている洗顔方法ではないのでご注意ください。
どれほど優れた市販の洗顔剤ですら個人差で肌荒れが起こる可能性を含んでいます。
はちみつ洗顔も例外ではありませんので、お試しの際は自己責任でお願いします。
もし肌トラブルがおきるようなら速やかに医師の診断を仰ぎましょう。