ドリンク製品などで身近な果実となったアセロラ。
実はビタミンCが豊富なスーパーフルーツと呼べる果実。
ビタミンCと言えば美容のためのビタミン。
美肌やアンチエイジングには欠かせない成分です。
実はアセロラを使ったドリンクにはオススメの飲み方があります。
これを知っているかどうかで、美肌に差が付くかもしれませんよ。
アセロラの成分や効果を学びながら明日から始められるアセロラ美活の第一歩を踏み出しましょう。
アセロラとは?
アセロラはキントラノオ科に属する植物で主にアメリカの熱帯部に自生。
果実は赤くサクランボに似た形状をしています。
(※サクランボはバラ科の植物なのでアセロラとは全く別の種類)
暑い環境で育つので、日本国内では主に沖縄県で栽培されています。
アセロラのポイント「美肌成分」
アセロラは美容を象徴する果実のひとつとして取り上げられます。
それは、アセロラに含まれる2つの成分「ビタミンC」と「アントシアニン」の働きによるものです。
この2つは美肌に有効と言われている注目の成分なのです。
美肌成分のビタミンCがレモンの34倍
何と言ってもアセロラの特徴は、豊富な天然のビタミンC。
過酷な環境で育つアセロラは、活性酸素を発生させやすく、それを無毒化するために豊富なビタミンCを含むといわれています。
アセロラには酸味種と甘味種という2つの種類が存在。
酸味種に関してはレモンの34倍(100gに1700mg)のビタミンCを含んでいることが知られています。
甘味種ではビタミンCが半減するそうですが、それでもレモンの17倍は含んでいることを考えるとアセロラが優秀なビタミンC食材であることが分かるでしょう。
アセロラには、じつは2種類の実が有ります。それは酸味種と甘味種。名前の通り、前者は酸っぱく、レモンの34倍のビタミンCを誇るのはこちらの方。
ビタミンCは美容のビタミンとして広く知られています。
弾力があり肌の細胞を繋げてハリのある美肌に導くコラーゲンの産生に役立ち、ストレスの低減や鉄分の吸収といった女性にウレシイ働きばかりです。
シミ・そばかすを防ぐアントシアニン
アントシアニンはアセロラに含まれるポリフェノール。
ポリフェノールは酸化(老化)を緩和する抗酸化作用を持っており、アンチエイジング効果が期待されています。
アントシアニンには肌の美白効果が見込まれています。
肌のシミやそばかすなどの原因となるメラニン。
これを生成するチロシナーゼという酵素の活性化を阻害するのがアントシアニンというわけです。
アセロラは購入できる?
アセロラは熟してから傷むまでが早く産地以外で果実を購入することは難しいようです。
そのため、全国的にはジュースやサプリなど加工品での普及が中心となっています。
生のアセロラを堪能したいなら、観光などで沖縄を訪れる機会を狙うしかないかもしれません。
人気のアセロラ製品はコレ!
美容成分の豊富なアセロラの需要自体は年々高まりを見せています。
食品を扱う各企業からは続々とアセロラ製品が登場しているのが何よりの証拠です。
アセロラ製品で最も有名なのが「ニチレイのアセロラドリンク」
スーパーやコンビニなど全国各地で広く取り扱っているので誰もが知っている製品です。
他にもピューレやパウダーといった調理に利用できる製品や、サプリメント、果汁グミ、飴、アイスなど幅広くアセロラが利用されているので探してみるのも面白いかもしれません。
アセロラドリンクの飲み方にはコツがあった
アセロラドリンクは、一気に大量を飲み干すよりも少量をこまめに分けて飲むことをおススメします。
その理由は、アセロラドリンクに含まれるビタミンCの吸収効率が変わってくるためです。
少量をこまめに飲むと、平均して20%ほどビタミンCを効率的に取り込むことが出来ると言われています。
分かりやすく言えば、同じ量でも飲み方の違いで体内に取り込むビタミンCの量が変わってしまうということになります。
そんなこともあり、蓋の開閉が簡単で好きな時にひと口でも飲むことが出来るペットボトルのアセロラドリンクはビタミンC摂取に最適な製品と言えます。
もし次にアセロラドリンクを飲む機会があれば、飲み方を意識しては?